飛耳長目ノート

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違いを生む「違い」

フランクフルト、ウィンナー、ボロニアは何が違う?ソーセージとの関係は

野球場で小腹が空くと
ホットドッグが食べたくなりますよね。

ホットドッグはアメリカでソーセージを熱くして
パンにはさんで売ったのが始まりだそうです。

名前の由来はフランクフルトが
ダックスフンド・ソーセージと呼ばれていたことから、
Hotdogと呼ばれるようになったそうです。

そこで気になるのがフランクフルトやソーセージの違いですよね。
それ以外でもウィンナーやボロニアなどもあります。

これらはどのように違うのでしょうか?
調べてみました!

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ソーセージ、フランクフルト、ウィンナー、ボロニアの最大の違いは?

では、ソーセージ、フランクフルト、
ウィンナー、ボロニアの違いを見ていきましょう。

最大の違いはソーセージと
フランクフルト、ウィンナー、ボロニアの間にあります。

実は、フランクフルトとウィンナーとボロニアはソーセージの一種になるのです。

ソーセージとは、牛・豚・羊の腸などに
各種の調製した獣・魚肉を詰め、
乾燥・湯煮または燻製した保存食品のことです。

腸管に詰めて作ることが多いため腸詰とも呼ばれていますね。

ソーセージの名前の由来には
Sau(牝豚)とSage(香辛料のセージ)の合成語という説や、
ラテン語のSalsus(塩漬け)が変化したという説
Sauce(塩水)とAge(寝かす)がくっついたという説などがあります。

フランクフルトもウィンナーもボロニアも
このソーセージの種類の名前なわけですね。

確かにその通りといえばその通りですよね!

sausage1

フランクフルト、ウィンナー、ボロニアの違いは?

では、フランクフルトとウィンナーとボロニアはどう違うのでしょう?

フランクフルトはもともと豚の腸に詰めたもの。
名前はドイツのフランクフルトという地名からですね。

ウィンナー羊の腸を使います。
名前はオーストリアのウィーンから。

ボロニアはというと、牛の腸になります。
名前はこれまた地名からで、
イタリアのボローニャに由来します。

とはいえ、実は現在はほとんど腸に詰めていることはありません。
人工のケーシング(詰め袋)が開発され、使われています。

肉の量よりも腸の量の方が圧倒的に少ないですからね。

sausage2

では、何が違いなのかというと、
太さということになります。

元が羊と豚と牛の腸なわけですから、
太さもイメージつきやすいですよね。

一番太いのが牛の腸ということになります。

そこから、JAS規格では、
太さ20mm未満がウィンナー
太さ20mm以上36mm未満がフランクフルト
太さ36mm以上がボロニア
ということになります。

もちろん、これは日本の規格となります。
ちなみに太さに関わらず、使われているのが、
羊の腸ならウィンナー、豚の腸ならフランクフルト、
牛の腸が使われていればボロニアになります。

太さだけならちょっと残念な違いでしたが、
材料でも違いがあるのなら良かったですね。

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まとめ

フランクフルト、ウィンナー、ボロニア
全てソーセージの一種です。

もともとは使っていた腸によって名前が決まっていましたが、
現在は人工の詰め物も使われており、
その場合は、太さによって名前が決まります。

個人的にはホットドックに使われる
フランクフルトぐらいの太さが好みです!

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