飛耳長目ノート

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屋形船っていくらぐらい?どんな歴史がある?

2017/01/02

知り合いが屋形船で忘年会をするって話を聞きました。
寒いだろうな〜って思う反面、
ちょっとうらやましいな〜って思います。

屋形船というと花見や花火を見ながらというイメージがありますが、
夜景もあるので、季節を問わず楽しめそうですよね!

屋形船、乗ってみたいなぁ〜。

ということでいつか乗ることを想定し、
屋形船について調べてみました!

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屋形船の歴史は?

屋形船の歴史はなんと平安時代にさかのぼります。
貴族が船に乗って川や海などで遊んだのが起源なんですね。

それが江戸時代になって、大名や豪商などによって、
一気に広まりました。

江戸時代の最初のころは豪華絢爛な屋形船があったそうです。

江戸時代は安定した時代だったことから、
河川などの整備も進んだのも要因として考えられます。

時代劇でも時折悪役同士の密談などで
屋形船が使われていることがありますよね。

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とはいえ、大きな船を作ることに対して規制がかけられたこともあり、
江戸時代後半にかけて、少しずつ衰退した上、
第二次世界大戦後、河川や海の汚染もあり、
徐々に廃れていってしまったというわけです。

そんな屋形船の人気が復活したのが
バブル景気のころ。

汚染が徐々に解消されてきたことや
文化的に派手なものが好まれたことから
屋形船が見直されるようになったのですね。

屋形船はどんなところで楽しめる?

屋形船が盛んなのは東京湾です。
隅田川近辺や浜松町品川などを中心に
船宿が多くあります。

レインボーブリッジなどの夜景もありますし、
花火大会などを屋形船から見物するのはとても楽しそうですね。

それ以外の地域では、
酒田名古屋大阪福岡新潟などが有名です。

規模の大きい港にはあると思っていいですね。

珍しいところでは日田長良川なども有名です。
鵜飼いと一緒に行われるので
見所も多い屋形船です。

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屋形船を利用するには?値段はどれくらい?

基本的に屋形船は貸切ですが、
乗り合いのものもあるようですよ。

最近ではバスツアーなどに屋形船が組み込まれていたりするので、
身近になってきていますね。

値段については料理などにもよりますが、
20人乗りのものだと食事・飲み放題つきで
1人10000円ぐらいです。

食事や飲み放題なしの場合は1人5000円程度となります。
規模が大きくなっても値段の目安は
20人のものとそれほど変わらないので、
80人乗りで食事・飲み放題なしだと40万円程度ですね。

値段は花火大会などの場合は少し割増料金となります。

料理については天ぷらなどの江戸前料理が中心ですが、
もんじゃなどを楽しめるプランもありますよ。

忘年会などで屋形船を利用してみてはいかがでしょうか?

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