外国の人にカステラって言って「?」って顔をされたことありませんか?
私はあります。
通じるかと思ったんですけどね。
カステラは日本のお菓子の中でも
外国人にとって親しみやすいもの。
外国から来たので当然と言えば当然ですよね。
でも、英語で言っても通じないんですね。
ポルトガル語から来ているので、
英語でそのまま言ってもまず通じないのです。
英語でカステラをどう言えばいいか、
早速見ていきましょう!
カステラを英語で言うと?
カステラは元々ポルトガル人によって日本に伝えられたもの。
語源由来辞典(http://gogen-allguide.com/ka/castella.html)にはこうあります。
カステラは、室町末期にポルトガル人によって長崎に伝えられた。 カステラが日本に伝わった頃は、「加須底羅」や「家主貞良」などの漢字が使われ、「かすていら」と呼ばれていた。 カステラの語源は、ポルトガル語「pao de Castelra(パオ・デ・カスティーリャ)」である。
パオ・デ・カスティーリャとはカスティーリャ地方のパンのこと。
カスティーリャ地方は今のスペインですね。
ポルトガルやスペインの焼き菓子が日本のカステラの原型のようです。
カステラの材料は卵、小麦粉、砂糖(水飴)のみ。
そして、卵を泡立てて小麦粉、砂糖(水飴)を混ぜ合わせて生地を作り、
それをオーブンで焼きます。
比較的シンプルなお菓子ですよね。
その辺も日本で作られるようになった理由かもしれませんね。
実は私、カステラを作ったことがあるんですが、
味はともかく、しっとりしつつもふわっとした
あの独特の食感が出ませんでした…。
それはともかく、英語での表現に行きましょう。
他の日本の食べ物と比べ、西洋由来のカステラは説明しやすいです。
シンプルに言えば、sponge cakeで十分。
ただ、これだとカステラの全てが伝わらず、不親切ですね。
ですから、Castella sponge cakeなどとして
ただのスポンジケーキではないとするのが親切です。
あとは材料などについても触れておけるといいですね。
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こんな感じで説明してみましょう。
Castella is a Japanese sponge cake made from sugar, flour and eggs.
カステラは砂糖、小麦粉、卵でできた日本のスポンジケーキです。
あと、食感にも触れておきたいところです。
It is a very sweet and moist cake.
カステラはとても甘く、しっとりとしたケーキです。
最後に由来についても触れておくといいでしょう。
It was brought to Japan by Portuguese merchants in the 16th century.
カステラは16世紀にポルトガル商人によって日本に持ち込まれました。
ついでに長崎についても触れておきましょうか。
Many people buy castella sponge cakes in Nagasaki as a souvenir.
多くの人が長崎でカステラをお土産として買います。
書いていたらカステラを食べたくなりました。
長崎に限らず今はカステラを買えますからね。
あとでコンビニで買ってこようと思います!