飛耳長目ノート

プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いは?

プリザーブドフラワーは生花のうちに水分や色素を抜いて、特殊な染料を吸わせることで、
長期間にわたって色鮮やかな美しさとソフトな風合いを保たせるもの。

水分を抜くという意味では
ドライフラワーに近いようにも思えますね。

でも、実際のものを見比べてみると全然違います。

実際のところ、どんな違いがあるのでしょうか?

調べてみました!

ドライフラワーとは?

ドライフラワーはその名の通り、「乾燥した花」
英語ではdried flowerですね。

作り方は簡単です。

生花を麻紐で縛り、日陰で風通しの良い場所に吊るすだけ。

ドライフラワーがいつ頃から始まったかは定かではありませんが、
押し花などを含めると相当昔からある文化ですね。

プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いは?

プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いは多岐に渡ります。
そもそも作り方が大きく違いますよね。

とは言え、共通点も。

プリザーブドフラワーはドライフラワーの一種なんですね。
水分を少なくすることで長持ちさせるという点は共通なんです。

ただ、ドライフラワーは水分がほとんどありませんから、乾いていて硬い感触です。

この点、生花に近い手触りを持つプリザーブドフラワーとは大きく違います。

次に、色についてはドライフラワーは元の色からはかなり色落ちします。
プリザーブドフラワーの色は鮮明で、
生花と異なった色にすることも可能です。

保存がきくというのは共通ですが、
保存できる期間は若干異なります。

ドライフラワーは3ヶ月から半年ほどの保存が可能。
それぐらい経つと、徐々に崩れていってしまいますし、
色も褪せてきてしまいます。

プリザーブドフラワーは手入れさえきちんとすれば
1年以上の寿命を誇ります。

ドライフラワーの方が寿命が短いのは意外ですよね!

その手入れですが、ドライフラワーの手入れは
ポロポロ落ちてくる葉や花を掃除するのはもちろん、
埃をこまめに取ることも湿気防止に必要です。

ただ、それ以外は高温多湿を避ける点では共通ですね。

最後に香りですが、プリザーブドフラワーはほとんど香りがありませんが、
ドライフラワーはそこはかとない香りがあります。

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プリザーブドフラワーとドライフラワーに適した花は?

プリザーブドフラワーもドライフラワーも
それに適した花があります。

ドライフラワーは水分が多いとうまくできません。
また、花びらが薄くても作るのが難しいです。

ドライフラワーに向いている花は、
ラベンダー、バラ、ミモザ、紫陽花などですね。

逆にドライフラワーに適さないのはユリやカーネーションなどですね。

それに対して、プリザーブドフラワーは
花びらの枚数が少ない花が不向きとされています。

コスモスカサブランカなどですね。

それに対し、主に花びらの枚数の多い花
花びらが厚い花プリザーブドフラワーには向いています。

カーネーションバラランなどが向いていますね。

まとめ

それではまとめておきましょう!

プリザーブドフラワーはドライフラワーの一種。
とは言え、ドライフラワーと作り方は大きく異なり、
保存期間はプリザーブドフラワーが長く、長持ちします。

また、色合いもプリザーブドフラワーの方がカラフルです。

もちろん、ドライフラワーの色合いが合う部屋もありますから、
一概にどちらがいいとは言えませんよね!