イースターでイメージするものというと卵。
カラフルな卵状のお菓子なども売られているので、
見たことがある人は多いでしょう。
イースターで登場する卵のことをイースターエッグと言います。
イースターと卵にはどんな関係があるのでしょうか?
ネットを見ると、実はあんまり関係ないという人もいますよね。
もちろん、いろいろな説があるのですが、
簡単にまとめてみました!
イースターと卵の関係は?
卵を飾る習慣はイースター以前にも結構あります。
卵は豊穣を表すので、
ユダヤ教などでは過越祭で塩水で味付けしたゆで卵を
新しい命と信仰のシンボルとして食べます。
他にもイランの新年であるノウルーズでも卵が食べられます。
では、キリスト教と卵の関係ですが、
いくつかの説があります。
代表的なものはマグダラのマリアがローマ皇帝に赤い卵を贈ったというもの。
赤い卵はイエス・キリストの復活というありえないことが起きたことを示していると言われています。
また、キリスト教ではイースター前の四旬節に節制を行い、
肉類などいくつかの食べ物を食べないのですが、
その節制明けを祝って食べるものでもあります。
卵が復活のシンボルとされているというのは間違いないですね。
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エッグハントやエッグロールって?
イースターエッグは食べるだけでなく、
ゲームなどにも使われています。
代表的なものがエッグハントやエッグロール。
エッグハントはいわゆる宝探し。
イースターエッグを家や庭に隠し、子どもたちがそれを探し出します。
イースターロールは卵転がし。
庭でイースターエッグをスプーンで転がして競争します。
有名なのはイースターマンデーにホワイトハウスの庭で行われるものですね。
他にもエッグ・ジャーピングと呼ばれる
卵のぶつけ合いのゲームもあります。
イースターエッグが現在のようなカラフルなものになったのは
このようにゲームで使われることもあるんでしょうね!
様々な国でいろいろなデザインのイースターエッグが見られ、
友情や愛情の証として卵を贈り合う習慣が見られます。
卵がこんな感じで用いられているなんて意外ですよね。
イースターエッグは固ゆで卵に彩色することが一般的ですが、
それ以外にも中身を抜いて作ったり、
はたまた、完全に別の素材で卵状のものを作成したものもあります。
まとめ
それでは最後にまとめておきましょう。
イースターエッグは豊穣や復活を象徴する。
カラフルなイースターエッグや
イースターエッグを用いた様々なゲームなどがあり、
卵はイースターと強く結びついている。
今年はちょっとしたお菓子のイースターエッグを買おうかなと思います!