飛耳長目ノート

干支は海外にもある?どんな違いが?

年賀状のシーズンになると気になるのが干支ですよね。
十二支とも言ったりしますね。

年賀状のデザインのメインでもありますし、
お互いの年齢を比べるときにも使いますよね。

干支の起源

そんな干支ですが、起源は中国

動物のイメージが強いですが、
もともとは天体に関するもので、
それが暦や時間に結びついていったものだそうです。

草木の成長を象徴しているという説明をしているところもあり、
起源には諸説あるようです。

動物との結びつきにもいろいろな説があり、
暦を覚えさせるため、なんていうのもあります。

なぜ猫はない?

干支というと「鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪」の12。
身近な動物といえばそうなのですが、
猫がいないというのが意外なわけです。

これには伝説があり、
昔、神様が動物にお触れを出し、
レースをして勝った順に動物の大将にすると言った際、
ネズミが猫をだまして猫が12位までに入れなかったからと言われています。

猫がネズミを追いかけるのもそれが原因なんだそうです。

ちなみにネズミが1位になったのも
足が遅いから早くスタートした牛の背中に乗っていて、
最後の最後でそこから飛び降りてゴールしたからとのこと。

ネズミの賢さを表すエピソードですね。

海外での干支は?

そんなかわいそうな猫ですが、実は他の国では干支に入っているそう!

それを確かめにいろいろ調べてみると
猫が入っているだけでなく、いろいろな違いが見つかりました!

猫が入っているのがチベットタイベラルーシベトナムブルガリアの干支。
ブルガリアでは虎が猫に、それ以外の国々では兎が猫になっています。
この辺の微妙な違いも面白いですね。

ベトナムの干支はそれ以外に牛が水牛だったり、
羊が山羊だったりもします。
確かにベトナムっぽいなと思いますよね!

他にもモンゴルでは虎の代わりに豹が入っていたり、
インドでは鶏がガルーダになったり、
トルコでは龍が魚アラビアでは龍がワニになっていたりします。

地域色がありますよね〜。

ちなみに猪は多くの国では豚になっています。
これについては中国なども猪が豚だったりするので
それほど不思議ではないですが、
アラビアでも豚だったりするのが意外です。

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参考に書いておきますね。
日本・中国・韓国・台湾・ロシア
鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪
チベット、タイ、ベラルーシ
鼠、牛、虎、、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
ベトナム
鼠、水牛、虎、、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、
モンゴル
鼠、牛、、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
ブルガリア
鼠、牛、、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
インド
鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、ガルーダ、犬、
トルコ
鼠、牛、豹、兎、、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、
トルコでは龍だったり、魚だったりするようです。
アラビア
鼠、牛、虎、兎、ワニ、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、

なぜ海外にも干支があるの?

それではなぜ中国や日本以外にも干支があるのでしょうか?

これはシルクロードを通じて
中国が多くの国と交易していたことが大きな理由なようです。

また、モンゴル帝国が支配していた国というのもあるそうですよ。

確かにそう言われてみると
ベラルーシやブルガリアにあるということにも
納得ができますよね。

私は午年なので、何も変わらないのですが、
酉年だったらガルーダ年の方が良かったなと思っちゃいましたw。