夏がやってくると風鈴の音が恋しくなってきますよね。
最近は風鈴の音は騒音になる地域もありますけど、
少し田舎に行くとそんなことはなくて、
風鈴の音で涼しくなれます。
生活の知恵だなと思う反面、
音で涼しく思えるなんてことに
どうやって気づいたのだろうって不思議に思います。
風鈴は日本の夏を象徴するものですから、
ぜひ、外国の人にも知ってもらいたいですね。
英語での表現方法を調べてみました!
風鈴を英語でいうと?
では、風鈴を英語でいうとどうなるかをみていきましょう!
風鈴の英語自体はそれほど難しくありません。
wind-bellで通じるでしょう。
でも、日本語で言った方が絶対雰囲気が出ますよね。
A furin is a Japanese wind-bell.
風鈴は日本の風で鳴るベルです。
材料にも触れておきましょう。
A furin is a small bell made of glass, metal or porcelain.
風鈴はガラスや金属、陶製の小さな鐘です。
短冊についても触れておくといいですね。
There is also a fancy strip of paper called tanzaku that hangs from the bell’s clapper.
釣り鐘の舌には短冊と呼ばれる装飾された紙が吊るされています。
吊るされる場所などはこんな説明がいいでしょう。
A furin is hung outside under the eaves of the roof so we can enjoy cool sound that it makes when its tanzaku is blown by a breeze.
風鈴は軒先に吊るされ、短冊が風に吹かれて鳴らされる涼しい音色を楽しむことができます。
こんな感じで説明できれば、十分通じると思います!
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風鈴はもともと魔除けだった?
ちなみに風鈴はもともと魔除けの道具だったと言われています。
風鈴の原型はお寺にある風鐸(ふうたく)というものです。
これは青銅製の鐘で風鈴のように風で鳴る仕組みとなっています。
ただ、青銅製なので強い風が吹くとカランカランと鳴るもので、
この音が聞こえる範囲では災いが起こらないとされます。
もともと、強い風は病気や悪いものを運んでくるとされていたんですね。
この風鐸が少しずつ風鈴に変わっていくわけですが、
その背景には夏には菌が繁殖しやすく、病気が広まりやすいということもあったそう。
暑い時期の魔除けが徐々に暑気払いのためとなっていったのです。
江戸時代に透明のガラスが入ったことでガラス製の風鈴が流行し、
大正時代には南部鉄器でできた南部風鈴も生まれ、
風鈴の文化も多様化していきました。
ちなみにガラスの風鈴が江戸風鈴と呼ばれだしたのは明治ごろからなんですよ。
まとめ
それでは、まとめておきましょう。
風鈴を英語でいうとwind-bellです。
ただ、もう少し説明してあげるとよりわかりやすくなります。
日本以外でも風で鳴る楽器はありますからね。
風鈴の特徴はしっかり説明してあげましょう。
個人的にはもっと風鈴の音がいろんなところで聞けたらいいなと思うんですが
なかなかそうはいかないのが最近の世の中なんですよね。
残念ですが、風鈴の音は田舎に帰った時の楽しみにします!