新年の行事といえば初詣ですね。
都内にお住いの方だと明治神宮などにお参りに行き、
2時間3時間と並んだりするイメージがあります。
でも、初詣の由来やしきたりなどはなかなか知らないもの。
また、屋台などの出店はいつまでやっているかも皆さん知らないですよね。
気になったので調べてみました。
初詣の由来は?
初詣が始まったのはそれほど古い時代ではありません。
江戸時代くらいまでは大晦日と新年のお参りが組み合わさっており、
正月のお参りが単体で行われるようになったのは明治のこと。
時期についても比較的緩やかで
元日のみを初詣という時代から、
三が日(3日まで)、松の内(7日)までと拡大しています。
元日の混雑がものすごいので、
拡大されたのでしょうね…。
出店はいつまでやっている?
初詣のお楽しみといえば出店。
以前と比べてレパートリーも増えているので、
とても楽しいですよね。
特にお子さんがいると行きたがりますから、
立ち寄る人も多いとおもいます。
出店がやっている時期についてはばらつきがあります。
3が日のみというところもあれば、
5日や松の内くらいまではやっているところも。
とはいえ、大きなところであれば、
3が日過ぎてもやっているところが出てきますが、
小さなところは三が日、もしくは元日でおしまいという可能性も。
屋台目的なら3が日に参拝するのが無難ですね。
時間は大晦日から元旦は深夜も営業しています。
それ以外はよほど大きなところでない限り
昼前11時頃から15時頃まで。
遅くとも17時には閉店するようですよ。
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初詣の作法は?
案外知らないのが初詣の作法です。
初詣のルートの基本は
「鳥居→手水舎→本殿→鳥居」というもの。
それぞれ注意事項を挙げていきます。
皆さんはどれくらいできているでしょう?
鳥居
鳥居は神社の入り口です。
そのため、まずは服装の確認。だらしなくないですか?
また、忘れてはいけないのが、鳥居をくぐるときの会釈。
神様への敬意をきちんと表しましょう。
手水舎
ここで手と口を清めます。
柄杓が供えてありますので、手や口を清めるわけですが…。
順番があります。
「左手→右手→口」の順です。間違えないでくださいね。
また、柄杓には口をつけません。
やっていた方いらっしゃいませんか?
私も昔はやっていた記憶が…。
正解は「左手に水を受けてから口をゆすぐ」というのがしきたり。
それを終えたら左手と柄杓の柄を清め、
柄杓を伏せて置いておきます。
本殿
本殿ではまずお賽銭を入れ、鈴を鳴らしてから、
二礼二拍手一礼です。このときは必ず居住まいを正しましょう。
鳥居
最後はまた鳥居です。
必ず会釈をして神社を後にしましょうね。
どうでしたか?
全部できていましたか?
混んでいるので、なかなかできていないという人もいるでしょうが、
今度の初詣ではなるべくできるようにしたいですね!