6月はらっきょうが旬。
うちの母がらっきょうを漬ける季節がやってきました。
らっきょうというとカレーを思い浮かべる人が多いのでしょうが、
個人的にはらっきょうはそのまま食べるのが好きだったりします。
ところで、らっきょうは英語では何というのでしょうか?
ちょっと調べてみたところ、
面白い追加情報も入ってきました!
らっきょうは英語ではなんという?
らっきょうを英語でいうと何でしょうか?
Japanese shallotというのが正解です。
shallotはいわゆるエシャロット。
エシャロットはフランス語でネギ属の香味野菜の一種。
ただ、エシャロットとらっきょうは
共にネギ属ではあっても違う種類。
というわけで、shallotではなく、
Japanese shallotとなるわけです。
ただ、ここからが、問題なんです。
エシャロットと非常に名前の似たエシャレットという野菜があるんです!
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エシャロットとエシャレットの違いは?
名前の非常に似ているエシャロットとエシャレット。
実はここにらっきょうも絡んできます。
エシャレットは1年物の早採りらっきょうなんです。
エシャロットとらっきょうは別物。
でも、早採りのらっきょうはエシャレット?
意味が分からないですね。
実は、この紛らわしい名前が生まれたきっかけは
エシャロットが日本に一般的でない1955年頃に遡ります。
この名前をつけたのは東京築地の青果卸業者の川井彦二さん。
早採りのらっきょうは「根らっきょう」と呼ばれていましたが、
それでは売れないとおしゃれな「エシャロット」という名前をつけたのです。
これで流通するようになったので成功と言えば成功でしたが、
のちに本物のエシャロットが入ってきたときに困ったのです。
紛らわしいんですね。
そこで、根らっきょうのエシャロットはエシャレットになったというわけです。
ただ、まだ、混同されやすいため、
エシャロットの方は頭にベルギーをつけ、
ベルギー・エシャロットと呼ぶこともあるんですね。
らっきょうとエシャレットの違いは?
では、最後にらっきょうとエシャレットの違いを見てみましょう。
両者の違いは栽培方法です。
らっきょうは通常の栽培法で育てられますが、
根らっきょう(エシャレット)は軟白栽培で育てられます。
軟白栽培とは日光が当たらないように育てることで、
柔らかく、香りが良く、白いらっきょうとするわけです。
ちなみにエシャロットとらっきょうの違いは原産地。
らっきょうは中国が原産ですが、
エシャロットは中央アジアが原産なんですね。
まとめ
ではまとめておきましょう!
らっきょうの英語はJapanese shallotです。
らっきょうとエシャレットとエシャロットの違いは
らっきょうは普通の栽培法でつくったもの、
エシャレットは軟白栽培で育てたらっきょう。
エシャロットはらっきょうとは異なるネギ属の多年草。
らっきょうの英語を調べたら
色々な追加情報が出てきてびっくりしました。
エシャレットとエシャロット、間違えないようにしましょうね!