私がお正月ムードになったなと感じるのは
お店や近所の家に門松が飾られ始めた頃。
本来は12月13日から飾るものですが、
最近はクリスマスもあって
年末に飾り始めるところが多いので、
余計にそう感じます。
そんな門松ですが、英語で説明するにはどうすればいいでしょう?
調べてみました!!
門松を英語で言うには?
門松は門「松」という通り、
正月に家の門の前に立てられる松を中心に作った飾です。
じゃあ、あの竹はというと
あってもなくてもいいものだそう。
門松は別名松飾りとも言いますからね。
竹が飾られているのは、
竹の節をそぎ落とした切り口が笑った口に見えることから、
「笑う門には福来る」という縁起を担いでいるためなんですね。
ということで門松を英語で説明する場合、
あくまで主体の松を説明しなくてはなりません。
Kadomatsu is the New Year’s decorative pine branches.
門松は正月に飾る松のことです。
このまま竹はどこにも出てきませんので、
一応追加しましょう。
We decorate pine branches with three bamboos that are cut diagonally.
松は3本の斜めに切られた竹で飾られます。
外国の方にとってはどう見ても竹がメインに見えますからね。
説明は必要でしょう。
門松の意味と由来は?
門松は何のために飾られるようになったのでしょうか?
それはお正月に年神様を家に迎え入れるためなんです。
門松は年神様の依り代として置くものなんですね。
あれがないと年神様は来てくださらないのです。
松には「待つ」という意味と
「祀る」という意味をかけていますので、
門松を飾ることで門松に年神様をお招きするわけです。
歴史としてはかなり古く、
平安時代頃から松が飾られ始め、
室町時代には現在の形となっています。
一休さんも
「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
なんて歌っていましたよね。
それくらい日本に根付いた習慣なんですね。
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門松はいつまで飾る?
門松を飾る期間は原則として
12月13日から1月7日です。
ですが、飾り始めがクリスマス前ですので、
最近は大晦日直前になることが多いですね。
柊の葉やクリスマスリースと門松が並んでいたらシュールですから。
とはいえ、29日は二重苦、
31日は一夜飾りといって、
よくないとされています。
また、30日というのも期間が短すぎる気がしますよね。
というわけで、26日から28日の間がいいでしょう。
飾り終わる期間は1月7日が一般的で
これを「松の内」といいますね。
とはいえ、1月15日の小正月まで飾る地域もあります。
飾り終えた後はどんど焼きで燃やすのがいいのですが、
行けなかった場合などは神社などに納めるのがいいとされています。
その際は納め料を忘れずに!
神様が宿ると知ると門松も大切にしようと思えてきますね!