花粉症のシーズンになってきました!
マスクをしている人も増えましたし、
花粉症対策のメガネをしている人も多いですね。
私も花粉症のようで、春先は鼻がムズムズして結構辛いです。
そんな中、気になるのが、花粉症関連の記念日。
有名なものとして3月7日の花粉症記念日と
1月23日の花粉症対策の日がありますよね。
この2つはどう違うのでしょうか?
調べてみました!
3月7日の花粉症記念日は本当にあるの?
まず、3月7日の花粉症記念日からみていきましょう。
3月7日の花粉症記念日の由来を調べてみると、出てくるのがこちら。
1993年3月7日に、気象庁が花粉の飛来状況を調べ始めた最初の日として、気象庁がこの日を記念日に制定。
もっともらしいのですが、実はこれ、
当の気象庁から否定されているものなんです。
気象庁は花粉の飛来情報を発表したことがないんですね。
確かに言われてみると花粉は天気とは関係ないです。
花粉症のシーズンになると天気予報で花粉情報も流れますが、
こちらは気象庁の発表ではないんです。
花粉の飛散状況を調査し、発表しているのは、環境省なんですね。
環境省のホームページでは「はなこさん」と呼ばれる花粉観測システムのデータを見ることもできます。
と言うわけで、3月7日の花粉症記念日は巷ではそこそこメジャーですが、
実は誰が制定したのかもわからない記念日なんです。
確かに時期的には人々が花粉症で苦しんでいる時期なんで、
もっともらしい記念日といえばその通りなんですね。
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1月23日の花粉症対策の日の由来は?
続いては1月23日の花粉症対策の日です。
こちらは正式に日本記念日協会に認定された記念日。
制定したのは「花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)」という民間団体。
この花粉問題対策事業者協議会には
サントリー、ダイキン、武田薬品、三菱電機、ユニ・チャームなどが会員となっています。
一種の業界団体といってもいいかもしれませんね。
花粉対策の日の由来はスギ花粉の飛来の多い、
1月、2月、3月の1、2、3から1月23日と定められました。
12月3日でもいいのでしょうが、
定められたのが2015年12月9日なので、
ちょっと間を置いたのかなと思います。
この花粉症対策の日は制定されたのが、2015年12月なので、
2016年1月23日が最初の花粉症対策の日となりました。
かなり歴史の浅い記念日なんですね。
3月7日と比べると、根拠もありますし、
何より、花粉症のシーズンの始まりを表していてちょうどいいですね。
まとめ
花粉症記念日と花粉症対策の日の違いをまとめてみましょう。
3月7日の花粉症記念日は実はどこの誰が定めたかわからない記念日
1月23日の花粉症対策の日は花粉問題対策事業者協議会によって定められた記念日
以上のようになります。
3月7日の花粉症記念日が話題になり始めたのも
ここ最近の話なんですが、誰が定めたのかもわからないのは
とても不思議ですよね!
それだけ花粉症は日本人にとって問題なんだと痛感しました!