端午の節句、こどもの日に飾られるものといえば、
五月人形に鯉のぼり。
特に鯉のぼりは外からも見えますから、
季節感が出ていいですよね!
そんな鯉のぼりですが、
なぜ、飾られるようになったのでしょうか?
鯉のぼりを外国の人に説明するのはどうすればいいのでしょうか?
調べてみました!
鯉のぼりの由来は?
鯉のぼりが飾られるようになったのはいつ頃でしょうか?
また、なぜ飾られるようになったのでしょう?
まず、時期ですが、江戸時代頃から、
町人の家庭で鯉のぼりがあげられるようになりました。
なぜ、鯉のぼりかと言うと、鯉という魚が縁起がいいと思われていたから。
鯉は非常に生命力が強く、
清流はもとより、池でも沼でも生息できます。
そんなところから、中国では鯉は立身出世のシンボルなのです。
登竜門という言葉を聞いたことがありませんか?
この登竜門という言葉はそもそも
「鯉が竜門の滝を登ると竜となって天をかける」という
中国の故事から生まれました。
鯉の滝登りなどとも言いますね。
この故事は後漢の李膺(りよう)という人物に関してもので、
公明正大な李膺に認められた人物は立身出世できるというもの。
この故事に影響を受けてできたのが鯉のぼりなんです。
あの青空を泳ぐ鯉のぼりは実は天に昇る鯉をイメージしていたんですね。
ちなみに鯉のぼりだけでなく、端午の節句にのぼりを立てる習慣は
町人より前に武士が行なっていた風習です。
武士は馬印などを立てていたわけですが、
町人はそれを真似たわけですね。
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鯉のぼりを英語で言うと?
続いて鯉のぼりを英語で説明するには
どうすればいいかを考えてみましょう。
鯉そのものはcarpと言います。
広島東洋カープのカープですね。
ただ、実はkoiでも通じるようですね。
carpは結構幅広い鯉を指していて、
カラフルな観賞用の鯉はkoiとも言います。
とはいえ、今回は一般的なcarpを使って行きましょう。
鯉のぼり自体は日本語ですから、
Koi-noboriと表現しつつ、
英語での説明をするのがいいでしょう。
英語で鯉のぼりを言い換えるなら
carp streamersです。
もしくは、carp-shaped streamersがいいでしょう。
carp-shaped bannersでもいいですね。
shapedをつけてもつけなくてもいいですよ。
streamerは吹き流し、
bannerは旗印ですね。
それでは、説明の文をみて行きましょう!
In Children’s Day, Japanese raise the carp streamers called “Koi-nobori”.
こどもの日には日本人は鯉のぼりと呼ばれる鯉の形をした吹き流しを飾ります。
“Koi-nobori” is a set of streamers in the shape of carps in different colors and sizes.
鯉のぼりは様々な形と色の鯉の形をした吹き流しの集まりです。
These carps are a symbols of a family.
これらの鯉たちは家族のシンボルです。
Parents display “Koi-nobori” hoping that their children will grow up healthy and strong.
両親は子供達の健康を祈って鯉のぼりを飾ります。
こんなところでしょうか!
ぜひ、鯉のぼりの写真を見せながら説明してあげてください!