飛耳長目ノート

喪中のときのあけおめメールは?返信する場合はどうする?

喪中の際には年賀欠礼状を送るというのが一般的なマナー

とはいえ、年賀状を送らない習慣の人も増えています。
メールで済ます人やfacebookやLINEでなんて人も。

そういう人は喪中のときにどうすればいいのでしょう?

調べてみました!

そもそも喪中って?

喪中に当たるのは自分を中心として一親等の親族
同居している二親等の親族がご不幸にあったときです。

一親等だと父・母・配偶者・子
二親等だと祖父母・兄弟姉妹・孫となりますね。

ちなみに、同居していない二親等の親族がご不幸にあった場合に
年賀欠礼を出しても問題はないとされています。

喪中の期間についても基準があります。

配偶者、父母や義父母であれば12ヶ月から13ヶ月。
子どもについては3ヶ月から12ヶ月。
祖父母が3ヶ月から6ヶ月。
兄弟姉妹は30日から6ヶ月。

幅があるのは付き合いの程度によるということです。

ちなみに昔は男尊女卑があって、
夫に不幸があったときと妻に不幸があったときの
喪中の期間が結構異なったりしたようです。

喪中欠礼状の意味は?

喪中では年賀状を出さないというのがしきたりとなっています。
そのため、基本的に年賀状の受付が始まる前に喪中欠礼状を出します。

喪中欠礼状の意味は
近しい人に不幸があったため、新年の挨拶を遠慮させていただきます
というところです。

あくまで「こちらからの年賀状は送らない」というもので、
「喪中なので年賀状を送らないでください」ということではありません

そのため、松の内が明けてから寒中見舞いとして
挨拶を送るという方法もあるわけです。

例えば、12月に不幸があった際や
喪中欠礼状を送っていない方からの年賀状へのお返しについては
こちらの寒中見舞いでの挨拶が多く用いられます。

では、メールではどうする?

それでは、メールでの対応を考えてみましょう。

喪中欠礼についてメールするのは
喪中欠礼状のように早めに送る必要はないです。

年賀のメールやあけおめメールは年明けに送るわけですから、
極端な話、友達であれば、大晦日でもいいわけです。

文面も長く書く必要はなく、
「喪中のため、新年のご挨拶はご遠慮させていただきます。」で始め、
「来年もよろしくお願いします。」や
「よいお年をお迎えください。」などで終わるといったところでしょうか。

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喪中にあけおめメールが入ったら?

問題は喪中についてお知らせしていない人からのメールへの返信です。
寒中お見舞いという形にすると松の内が明けてからとなりますので、
かなり間が空いてしまいます。

間が空くことははがきでは普通のことですが、

メールだと普通ではないですよね。

この場合は「おめでとう」という言葉を用いず、
「今年もよろしく」的な言葉を中心に返信するのがいいと思います。

喪中の人に年賀状や年賀メールを送ったことを知ったら気まずいので、
基本的に「喪中につき」などの文言は入れないのが無難です。

時代が変わって、いろいろなコミュニケーション手段ができると
配慮するポイントも変わってきますよね。

とはいえ、大切なのは
悼む気持ちから、おめでとうという気持ちになれない
ということです。

そこをぶらさないようにしたいですよね。