5月の第2日曜日と言えば母の日ですね。
母の日はお母さんにカーネーションを贈り、
日頃の感謝を伝える日です。
お母さんに感謝の気持ちを伝えるのはとても大切ですが、
母の日ってよく考えると謎だらけですよね。
なぜ、5月の第2日曜日なんでしょうか？
他の国にもあるのでしょうか？
これらの謎の答えを調べてみました！
母の日の起源は？
まずは、母の日がなぜ生まれたかをみていきましょう！
母の日の起源はアメリカです。
母の日を祝うようになったのはアンナ・ジャービスという女性が、
1907年5月12日に自らの母親の追悼式を開き、
白いカーネーションを贈ったことがきっかけです。
翌年の1908年5月10日にもアンナ・ジャービスは
母を思い出す大切さを訴え、集まりを催します。
これが最初の「母の日」です。
1914年には「母の日」はアメリカの記念日になり、
5月の第2日曜日と定められました。
この運動が広まったのには
アンナ・ジャービスのお母さんの影響も大きいでしょう。
お母さんのアン・ジャービスは南北戦争中、
敵味方問わず負傷兵の衛生状態を改善するために地域の女性を結束させた人物。
彼女が唱えたのが「母の仕事の日」（Mother’s Work Days）なんですね。
日本で母の日が最初に祝われたのは、1913年。
青山学院で、母の日礼拝が行われました。
アンナ・ジャービスからもメッセージが届いたそうですよ。
母の日はアメリカや日本以外にもある？
母の日はアメリカで生まれ、
日本はアメリカのものが伝わったということは分かりました。
では、母の日は他の国にもあるのでしょうか？
もちろん、あります。
ただ、日付に関してはかなりバラバラです。
とはいえ、5月の第2日曜日は多数派ですね。
もちろん、日付が違うわけですから、
その起源についても異なります。
例えば、お隣の韓国では5月8日に両親の日として祝われます。
こちらの起源に関しては母の日と同じですが、
法律で両親の日に変わり、日付も固定となったんですね。
イギリスやアイルランドでは
Mothering Sundayとして母の日が祝われます。
こちらは移動祝日で、復活祭の3週間前に祝われます。
この行事の起源は洗礼を受けた教会への感謝を表す行事で、
それが母なるものに感謝する日となったのです。
ちなみにこの行事ではカーネーションではなく、
ラッパズイセンを贈ります。
贈る花が異なる国は他もあって、
オーストラリアでは菊をお母さんに贈ります。
日本人にとってはびっくりですよね！
母の日もいろいろですね！
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まとめ
では、最後にまとめましょう。
母の日はアメリカで生まれた。
世界の国々でもあることが多いが、
起源や日付はバラバラである。
こんなところでしょうか！
バラバラであってもたくさんの国にあるということは
やっぱりお母さんへの感謝は世界共通ということですよね！