飛耳長目ノート

おかゆ、リゾット、雑炊、おじやはどう違う?

風邪を引いたときなどにはおかゆがいいですよね。

鍋をした後には雑炊
イタリア料理を食べるときたまには食べたいリゾット
そういえばおじやもありますよね。

普通に炊いたのではないお米料理って
なんともいえない魅力がありますよね。

でも、よく考えてみると違いがよく分かりません。

リゾットはイタリア料理でかなり違うんですが、
それ以外はどんな違いがあるのでしょうか?

調べてみました!

おかゆ、リゾット、雑炊、おじやはどう作る?

まずは作り方にフォーカスして違いを見ていきましょう!

まずはおかゆから。

おかゆは基本的にはご飯と同じように作ります。
ですから、炊飯器でも作れるんですね。

違いは水の量だけ。

お米を水の分量を多くして炊いたらおかゆです。
水分が多く、消化にいいので、病人食や離乳食として食べられていますね。

続いてリゾット

こちらはイタリア料理ですから
かなり作り方が特殊です。

お米をオリーブオイルやバターで炒め、そのあとで煮るんですね。

基本的にはお米は洗いません。
しかも、パスタと同じくアルデンテになるまで煮るので、
ドロドロに見えますが、おかゆなどとは食感が異なります。

では、雑炊はどうでしょうか?

雑炊は炊いたご飯を出汁に入れて煮込んだものです。
ですから、雑炊の調理にはお米を炊くプロセスが必要なんですね。

もちろん、基本的には残ったご飯を使うんでそんなことはあまりないですけどね。

最後におじやに行きましょう。

おじやも雑炊と同様、炊いたご飯を出汁に入れて煮込んだもの
つまり、作り方は雑炊と同じですね。
実はおじやの語源は雑炊を意味する宮中での女房言葉と言われています。

ですから、雑炊とおじやにはあまり違いはないのですが、
あえて違いをいうなら次の通りです。

おじやは粘り気が出るまで煮込み、
雑炊は粘り気が出ないようにします。

特に雑炊を作るときは粘り気を出さないよう、
炊いた米を一度洗ってから入れたりしますね。

おかゆ、リゾット、雑炊、おじや、味付けの違いは?

続いて味の違いを見てみましょう。

おかゆは味をつけないイメージが強いですが、
芋粥や茶粥など特殊なものもあります。

中国のおかゆなどは味もついていますね。

リゾットは様々な味付けをします。
有名なものはクリームチーズトマトなどでしょうか。
イタリアンな感じですよね〜。

雑炊とおじやは和風の味付けですが、
塩や煮汁での味付けが雑炊
味噌や醤油で味付けしたものがおじやなどと言われることがあります。

雑炊とおじやに関しては絶対的な違いではないですけどね!

まとめ

それでは最後にまとめておきましょう!

最大の違いは作り方!

おかゆ→お米と同じ炊き方でお水を多めにする
リゾット→洗わない米を炒めた後、煮る
雑炊・おじや→炊いた米をだし汁で煮る

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味はおかゆはそれほど味はつけず、
リゾットはイタリア風の味付け、
雑炊・おじやはだし汁で味をつけます。

違いは結構ありましたが、どれも美味しいのには変わりありません!

色々作って、味や食感の違いを楽しみましょう!