正月といえば、初詣。
新年の抱負などを神様の前で考える、
そんな人も多いかもしれませんね。
目標に限らず、新しい年がどんな年になるのか、
気になる人は多いはず。
そんな中、多くの人が手にするのがおみくじ。
大吉や末吉など、いろいろな運勢に一喜一憂しますよね。
おみくじはそもそもどのような由来なのか。
外国の人におみくじを説明するにはどうするのか?
調べてみました!
おみくじの由来は?
おみくじの由来を考える上で大事なのが「くじ」という部分。
「公事」「籤」という字が当てられていますが、
「公事」は読んで字のごとく「公」ですから、
「おおやけ」のことを指します。
それに対し、「籤」は神様の声を聞くための道具です。
神様の意見を聞くためにくじをしたわけですね。
「公事」と「籤」なわけですから、
王様の後継者選びはもちろん、国の政治全般に用いられていました。
普通に現代の感覚からするとびっくりなんですが、
昔はちょっとした天候異常も
神様に関係していると思っていたくらいですから、
くじでいろいろなことを決めてもおかしくはないですよね。
そんな「くじ」から現代のような「おみくじ」となったのは平安時代。
比叡山で生まれました。
その後、鎌倉時代ごろからは、個人の運勢を占うようになりました。
おみくじを英語で言うには?
日本の行事ですから、普通にOmikujiでいいですが、
あえて英語で言うならPaper fortuneやSacred lotなどがいいかもしれません。
アメリカではFortune Cookieと呼ばれる
おみくじに少し似た習慣があるのですが、
Fortune Cookie自体も実は日本人が広めたという説もあるほど。
確かに現在はアメリカに根付いた習慣なのですが、
アメリカ発かというと微妙なところです。
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中身の大吉や吉などに対する英語はいろいろな例があります。
一般的には良いものから順に
大吉→Very good luck / Best Luck
吉 →Good luck
中吉→Average Good Luck
小吉→Average Luck
半吉→Half Luck / Fair Luck
末吉→Lucky in the End / Late Good Luck
凶 →Bad luck / No Luck
大凶→Extremely bad luck
などとなります。
この訳自体はお寺によっても異なります。
luckのところをfortune、
bad luckのところをmisfortuneとしてもいいですね。
もうちょっと英語で説明するなら?
おみくじをもう少し英語で説明してみましょう。
まずは定義から。
Omikuji is a paper fortune which we get in most shirines and temples in Japan.
おみくじは日本のほとんどの神社や寺でやることのできる紙の運試しです。
Many Japanese draw omikuji to learn their fortune of the new year.
多くの日本人が新年の運勢を知るためにおみくじをひきます。
ついでに中身についても説明しましょう。
There are many different fortunes in omikuji.
おみくじには多くの異なる運勢があります。
The best fotune is “dai-kichi”, or Very good luck.
And the worst one is “dai-kyo”, or extremely bad luck.
一番いいのが大吉です。そして、一番悪いのが大凶です。
こんな感じでしょうか。
外国の友達が来たら是非、一緒に新年の運勢を占ってみてください!