3月21日はランドセルの日なんだそうですよ。
ランドセルは小学校の時に使って以来、
なかなか使う機会はありませんが、
ちょっと前にアメリカの女優が使って話題にもなりましたよね。
3月21日はなぜランドセルの日となったのでしょうか?
調べてみました!
ランドセルの日の由来は?実は意外な理由!
3月21日がランドセルの日になったのはなぜでしょうか?
通常であれば、
記念日は語呂合わせや初めてできた日などとなりますが、
今回は異なります。
ランドセルの日の由来は、3月21日が3+2+1=6となるからなんです。
6年間の思い出が詰まったランドセルに
感謝の気持ちを表すということで制定されたんですね。
足して6なら2月22日でも良さそうなものですが、
そこはランドセルですから、卒業式の時期に合わせたようです。
制定したのは使い終えたランドセルを
ミニサイズに加工するサービスを提供している
「スキップ」という会社です。
このサービスそのものもランドセルに詰まった思い出を
いつまでも手元に残そうと生まれたものです。
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そもそもランドセルはどうやって生まれた?
由来にはなっていませんが、
ランドセルがどのようにして生まれたのかをみてみましょう。
ランドセルの原型は幕末に生まれました。
西洋式の軍隊制度を導入するにあたって
オランダからバックパックを取り入れたんです。
オランダ語でバックパックは「 ransel(ランセル)」といったので、
それが「ランドセル」となったわけですね。
明治以降も引き続きランドセルは
歩兵用の革のバックパックとして使われ続けました。
それが通学カバンとなったは、1887年(明治20年)のこと。
皇太子だった大正天皇が学習院初等科に入学する際、
伊藤博文が軍の将校が用いてたランドセルを献上したのです。
それが徐々に現在の形になっていったんですね。
学習院は1885年以来、「教育の場での平等」を理念として、
馬車などによる投稿を禁止していたので、通学カバンが必要となったのですね。
ちなみに現在もオーソドックスなランドセルの形は
学習院型と言われています。
ちなみにランドセルにはキューブ型というのもあり、
こちらはヘリがなく、収納性は優れていますが、
ヘリがない分、耐久性がそれほど高くないようです。
確かにランドセルは6年間使っても壊れない
とても頑丈なものでしたね。
まとめ
それではまとめておきましょう。
ランドセルの日が3月21日なのは
3+2+1=6となり、しかも、卒業式シーズンだから。
ランドセルはもともと軍用でしたが、
通学用となったのは学習院初等部が最初。
最初はオランダから入ってきましたが、
今では日本独自の要素がとても多いランドセル、
大切にしていきたいですよね!