飛耳長目ノート

五月人形や兜を英語で説明すると?

端午の節句、今のこどもの日では
家庭でを飾りますよね!
家庭によっては鎧兜を飾るかもしれません。

コマーシャルでも3月ぐらいから
五月人形の宣伝が増えてきます。

でも、よく考えてみると
端午の節句で兜や五月人形を飾るのはなぜでしょうか?

兜や五月人形のことを英語では何というのでしょうか?

調べてみました!

端午の節句で兜を飾る理由は?

端午の節句の時に兜を飾る理由は何でしょう?

これは、端午の節句が厄除けや邪気払いのためのものだったことに由来します。

元々は端午の節句では
菖蒲(しょうぶ)が邪気を祓うものとして用いられていました。

それが鎌倉時代になるとしょうぶが勝負、尚武につながり、
武士の文化が強く影響するようになったのです。

武士にとって兜や鎧は身体を守ってくれるもの。
特に兜は一番大事な頭を守るものです。

ということで、外から来る災いを防ぐという意味で兜や鎧が飾られるようになったのです。

時代を経るにつれて、
子どもたちを病気や災いから守るという意味が加わってきます。

この風習が徐々に庶民に広がることで
現在の五月人形の元ができてきたわけです。

もちろん、庶民に本物の兜などは手に入りませんから、
厚紙などで作るわけですね。

ただ、そうは言っても徐々に美しい細工が施され、
だんだんと派手な兜になっていきます。

子どもたちを災いから守ってくれるものですからね。

ちなみに本来の目的だと五月人形は
男の子の1人につき、1つ必要と言われています。

これは、子どもたちの身代わりになってくれるからですね。

兜や五月人形を英語でいうと何という?

兜や五月人形を英語でいうとどうなるでしょうか?

まず、ですが、helmetに兜という意味があるので、
このままでもいいのですが、
もう少し付け加えてもいいと思います。

例えば、samurai warrior helmetとすると、
イメージがつきやすいでしょう。

また、装飾がなされていることを考えて、
ornamental helmetとするのもいいです。
「装飾用の兜」ですね。

続いて、五月人形です。

dolls for the Boys’ Festival in Mayなどとしても
良いのでしょうが、これでは何だかわかりません。

元々は五月人形は武者人形だったので、そのまま言った上で、
samurai warrior dollsなどと説明してあげると良さそうです。

In Children’s day, we display samurai warrior dolls called Musha ningyo wishing for boys to grow to be strong and healthy.
こどもの日には男の子が強く健康に育つことを祈り、武者人形と呼ばれる武士の人形を飾ります。

Nowadays, we call the dolls Gogatsu ningyo.
現在はその人形を五月人形と言います。

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まとめ

まとめてみましょう!

端午の節句の兜や五月人形は
男の子の健康を祈り、邪気を払うために飾ります。

英語で兜はsamurai warrior helmetなど、
五月人形はそのままでもいいですが、
samurai warrior dollsなどと説明しましょう!