最近のお正月は徐々にしめ飾りがおしゃれになってきましたね。
しめ縄と比べるといろいろバリエーションもあるようです。
きちんと由来などを知った上で、
外国の人にも説明できるようになりたいですね。
調べてみましたので参考にしてみてください!
しめ飾りとは?英語ではなんという?
しめ飾りは漢字で書くと「注連飾り」です。
しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものをしめ飾りといいます。
しめ縄は神様をまつる場所を表す結界のようなものですが、
しめ飾りも同様に神様をお迎えする場所に飾ります。
特に神社ではなく、一般の家庭などに用いられます。
飾る場所としては玄関先や神棚が一般的ですね。
それではしめ飾りを英語では何というでしょうか?
しめ縄はa sacred rope of rice-strawと訳しますので、
それを使ってもいいと思います。
装飾性が強いのでその辺も使いましょう。
Shimekazari is decoration of sacred rice-straw rope.
しめ飾りは神聖な藁の縄による飾りです。
Shimekazari is placed across the top of the entrance to a house during New Year’s holidays.
しめ飾りは正月休み中に家の玄関のところなどに飾られます。
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しめ飾りの由来は?
しめ飾りはなぜ使われるようになったのでしょうか?
しめ飾りの始まりはしめ縄に
願いを込めて縁起物の飾りをつけたことです。
例えば、「裏白(ウラジロ)」というシダには
「裏表のない清らかな心で一年を過ごせるように」という願いが込められています。
また、裏が白いことから、白髪になるまで長生きする、
シダが「歯垂る」、「齢垂る」につながるとして長寿を願っています。
他に橙(だいだい)やゆずり葉、昆布なども
飾られることが多いですね。
それぞれ見ていきましょう。
橙は「家が代々繁栄すること」につながっています。
鏡餅の上に乗っているのも橙ですね。
ゆずり葉は春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉する植物。
そこから、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てています。
昆布は「喜ぶ」につながるということで使われますね。
しめ飾りに地方によって違う?
しめ飾りは地方によってかなり異なります。
例えば西日本では「ごぼう注連」などと呼ばれる方法、
東日本では「玉飾り」が多いと言われていますね。
また、「輪飾り」という小型のしめ飾りなども
よく使われるようになっているようです。
近年ではおしゃれなものが増えてきていますが、
地域ごとの伝統や縁起物も少し使っていくのがいいと思います。
伝統を大切に縁起のいい新年を迎えたいですね!