皆さんはカニといったらどのカニが好きですか?
タラバガニやズワイガニ、そして、毛ガニ。
いろいろなカニがいますよね!
そんなカニですが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?
調べてみました!
タラバガニってどんなカニ?
まずはタラバガニから行きましょう!
タラバガニですが、そもそもカニじゃありません!
タラバガニはエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科の生き物。
つまり、ヤドカリの仲間というわけですね。
ヤドカリの仲間なので、脚の数も他のカニとは異なります。
5対10本の太い脚がタラバガニの特徴です。
見た目も甲羅が大きく、トゲトゲです。
産地は日本では根室など北海道以北、
海外ではノルウェーやロシアです。
味は淡白な大味で、カニ味噌はほとんどないので食べません。
ヤドカリなので、カニ味噌がないのはわかる気がしますね。
旬は4-5月と9-10月。
脱皮する直前が一番美味しいそうですよ。
オススメの食べ方はカニ鍋や焼きガニです。
ズワイガニってどんなカニ?
ズワイガニはエビ目カニ下目ケセンガニ科に属しますから、
れっきとしたカニですね。
ですから、脚も4対8本の太い脚を持ちます。
甲羅は小さくて棘がなく、つるつるしています。
産地は日本であれば、山陰・北陸地方。
海外だとオホーツク・アラスカですね。
味は甘みのある繊細な味が魅力で、
カニ味噌も濃厚な味。
旬は日本海で採れるものは12月から3月、
北海道であれば、4月から5月です。
茹でたり、カニしゃぶにするのがオススメです。
スポンサードリンク
毛ガニってどんなカニ?
毛ガニはエビ目カニ下目クリガニ科に属します。
こちらもカニですね。
というわけで脚は4対8本。
ベーリング海東部から朝鮮半島東岸までの
北太平洋の広い海域に生息しています。
日本でも北は北海道から南は富山や茨城まで、
とても幅広い地域で採れますね。
いろいろなところで採れますので、旬もバラバラ。
春から夏にかけてはオホーツク産、
夏は胆振や白老町など噴火湾、
秋は釧路および根室沿岸が旬。
十勝沿岸や岩手は冬が旬と言われています。
毛ガニといえば、濃厚なカニミソが有名。
身も甘みがあって美味しいですね。
茹でるか焼きガニとして食べるのが一番です。
まとめ
まとめてみましょう。
タラバガニはヤドカリ科に分類され、
ズワイガニと毛ガニはカニに分類されます。
値段は毛ガニが最も高く、次にタラバガニ、ズワイガニと続きます。
旬は採れる場所によって違いますが、
脱皮する直前が一番美味しいのは共通です。
どれも高いですが、
その分、食卓に幸せを持って来てくれますよ!