飛耳長目ノート

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切り干し大根はなぜ栄養がたっぷり?英語で説明するなら?

2017/01/02

お弁当などの副菜などで重宝する切り干し大根
定食屋さんなどでもおかずで出てきますよね。

そんな切り干し大根ですが、
栄養もたっぷりなんです。

実は生の大根より栄養があるとか!
何ででしょう?

調べてみました!

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切り干し大根はなぜ栄養がある?

切り干し大根にはなぜ栄養があるのでしょうか?

その理由の前に
まずは切り干し大根の栄養を見てみましょう。

切り干し大根の栄養素(食材100g当たり)
・食物繊維が6.6g
・カルシウムが94mg
・ビタミンB1が0.04mg
・ビタミンB2が0.04mg
・鉄が9.5mg

http://www.j-medical.net/food/f-kiribosi.htmlより引用

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続いては大根の栄養価です。

大根の栄養素(食材100g当たり)
・カルシウムが23mg
・鉄が0.2mg
・カリウムが230mg
・ビタミンB1が0.02mg
・ビタミンB2が0.01mg
・ビタミンCが11mg

http://www.j-medical.net/food/f-kiribosi.htmlより引用

確かに切り干し大根の方が栄養たっぷりですね。

カルシウムは約4倍
鉄分に至っては47.5倍です。

それ以外の栄養素も少し増えていますね。

切り干し大根は貧血気味の方にはとても良い食材なんですね。

こういったことがなぜ起こるのでしょうか?

これは切り干し大根の作り方に関係しています。

「切り干し」とあるように
切り干し大根は大根を薄く切って、
それを天日干しして作ります。
そうすることで、生の大根に含まれる本来の旨みが凝縮されます。

栄養素についても水分がなくなって、
栄養分そのものについては大根に残るので、
100gあたりの栄養素は多くなるわけですね。

もちろん、生でなければ摂れない栄養素もありますが、
そうでない栄養素については効率的に摂取できるわけです。

切り干し大根というと地味なイメージがありますが、
すごいパワーを持っているんですね!

kiriboshidaikon1

外国人に切り干し大根を説明するにはどうすればいい?

切り干し大根は弁当などにも付け合せで入りますし、
和風の定食を食べてもおかずに入っていることが多い食材です。

切り干し大根は大根とはいっても生の大根とは食感も色も異なります。
だしがきっちり染み込んでいるので、
味もただの大根からはイメージできにくいです。

知っている日本人にとってはともかく、
全く知らない外国の人にとってはわかりにくいですよね。

どういう英語で表現すれば良いのでしょうか?

調べてみるとcut dried Japanese radishと出てきますが、
これだと切り方が何でも良いことになりますよね。

料理でいう千切りはjulienneという単語を使います。

こちらを使うならjulienned dried Japanese radishとなるでしょうか。
もちろん、シンプルにdried Japanese radishでもいいでしょう。

kiriboshidaikon2

簡単に説明するならこんな感じでしょうか?

Kiriboshi daikon is julienned and dried Japanese radish.
切り干し大根は千切りにして乾燥させた大根です。

We julienne and dehydrate Japanese radish in winter.
私たちは冬に大根を千切りにして乾燥させます。

When we cook kiriboshi daikon, we reconstitute kiriboshi daikon and season it.
切り干し大根を料理に使う場合、水で戻し、それに味をつけていきます。

これぐらい説明できれば、だいぶわかりやすいと思います!

daikon

まとめ

切り干し大根が栄養たっぷりなのは
乾燥させることで栄養が凝縮されるから。

切り干し大根を英語にするなら、
cut dried Japanese radishjulienned dried Japanese radishがいいです。

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