スープやシチューを作るときに使うのが、
コンソメのキューブ。
これを入れたらすぐに美味しくできるので、
とても便利ですよね。
でも、その隣に大抵並んでいるブイヨンとはどう違うのでしょう?
レシピによってはブイヨンを使うなんてものもありますよね!
先日、ダブルコンソメというスープを飲みましたが、
ものすごく美味しかった記憶があります。
コンソメ味のポテトチップスなんていうものありますね。
ブイヨンやコンソメにはどのような違いがあるのでしょうか?
調べてみました!
ブイヨンとは何のこと?
ブイヨンとは西洋の出汁のことです。
ブイヨンは肉や野菜を煮込んで作ります。
ちなみに何からとった出汁かによって名前が異なり、
鶏ガラでとったブイヨンをブイヨン・ド・ヴォライユと言い、
牛骨からとるとブイヨン・ド・ブフ、
野菜だとブイヨン・ド・レギューム、
魚からのものはブイヨン・ド・ポワゾンと言います。
ちなみに西洋の出汁としてもう1つ有名なのはフォンですが、
フォンも実はブイヨンを使って作っているのです。
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例えば、有名なフォンドボーを例にすると、
フォンドボーはブイヨンに焼いた子牛の骨や野菜を加え、
長時間煮込んで作るんですね。
フォンにも色々な種類がありますが、
基本的にフォンはソースの出汁に使い、
ブイヨンはスープの出汁として使われます。
では、コンソメとは何?
それでは、コンソメとは何なんでしょうか?
コンソメはそもそも「完成された」と言う意味。
コンソメは実はブイヨンにさらに手をかけたスープなんです。
ですから、コンソメのキューブをそのままお湯で溶かすと
とても美味しいスープの出来上がりな訳です。
というわけで、コンソメとブイヨンは大きな違いがあるわけです。
料理に使うときは全然用途が異なるわけですね。
ちなみにダブルコンソメは、ブイヨンでブイヨンを煮出して作るそうです。
ブイヨンを作るための材料を水ではなく、ブイヨンで煮るわけですから、
濃厚になるのは間違い無いですよね。
むちゃくちゃ美味しかったのも納得です!
まとめ
では、コンソメとブイヨンの違いをまとめてみましょう!
ブイヨン:肉や野菜を煮込んで作った西洋風の出汁
コンソメ:ブイヨンにさらに手をかけて作ったスープ
そういえば、前にコンソメと同じ感覚でブイヨンを使ったら、
全然美味しくできなかったんですが、それも当たり前ですね!
コンソメのキューブにはきちんと塩味も入っていたりするので、
コンソメキューブを使うときに塩を入れすぎると失敗するのも同じことです。
使い方を間違えないように気をつけましょう!