こどもの日といえば柏餅。
美味しくて毎年楽しみにしていました。
こどもの日以外にも売ってるんですかね?
柏餅で気になっていたのが、
葉っぱは食べられるのかと言うことと、
なんで柏餅を食べるのかと言うこと。
葉っぱは食べないと言うのは早い時期にわかりましたが、
何故なのかは調べてやっとわかりました!
柏餅の英語での呼び方と一緒に見ていきましょう!
端午の節句で柏餅をなぜ食べる?
端午の節句になぜ柏餅を食べるのでしょうか?
この疑問に答える前にまず柏餅を食べるエリアから。
実は端午の節句に柏餅を食べるのは主に関東なんです。
西日本ではちまきを食べるんですね。
関東で柏餅を食べる理由は
柏の木が神聖なものと考えられていたから。
柏の葉は古代では神様へのお供え物を盛る器としても使われていました。
また、柏手(かしわで)という言葉からも想像できるかもしれませんが、
柏の葉は手を合わせた時の形とそっくりなことも神聖な葉とされる理由の一つです。
また、柏の木は落葉樹なんですが、
次の新芽が出るまで葉が落ちないという特徴があります。
このようなところも子孫繁栄につながるとして
柏の葉をお餅につける理由とされています。
後継ぎが生まれるかどうかは武家にとって大事ですからね!
柏の葉を巻く効果は?
柏の葉が神聖であること、
子孫繁栄を祈って柏を大切にしたことで
柏の葉がお餅に巻かれるようになったのはわかりました。
でも、それ以外に効果はないのでしょうか?
もちろん、実用的な理由があるんです。
それが、香りづけ、保湿作用、抗菌作用という3つ。
柏を巻くことで香りをつけるだけでなく、
お餅が乾いて硬くなるのを防いでいたのです。
香りと保湿はわからないでもないですが、抗菌については?ですよね。
実は柏の葉には、オイゲノールという抗菌物質が含まれているんです。
ですから、柏の葉を巻くことでお餅が痛むのを防いだんですね。
ちなみに柏の葉の巻き方でお餅の中身が何かがわかります。
葉の表で巻いていたら、味噌あん、
葉の裏で巻いていたら、小豆あんです。
柏餅を英語でいうと?
それでは、最後に柏餅を英語で表現していきましょう。
柏餅自体は日本語ですから、ローマ字で表して説明を加えるのがいいですね。
Kashiwa-mochi is a rice cake wrapped in a Japanese Emperor Oak leaf.
柏餅は柏の葉に包まれたお餅です。
柏はシンプルにoakでもいいですが、日本の柏は英語ではシンプルにoakではなく、
Japanese Emperor Oak, Kashiwa Oak, Daimyo oakなどと呼ばれています。
Kashiwa-mochi is filled with sweet red bean paste or sweet paste of white beans and miso.
柏餅には小豆あんや味噌あんが詰まっています。
The leaf of Japanese Emperor Oak not only gives a nice fragrance to the mochi, but also protects it from bacteria, and keeps it moist.
柏の葉は餅に良い香りをつけるだけでなく、餅を細菌から守り、餅を保湿してくれます。
Kashiwa-mochi is believed as a symbol of prosperity of descendants.
柏餅は子孫繁栄のシンボルとして信じられてきました。
こんな感じでしょうか!
美味しい柏餅を食べながら説明してみましょう!