お中元を英語で説明してみよう!その由来は?
日本の夏といえば、お中元も特徴的ですよね。
最近はそれほどでもなくなってきましたが、
昔は父親が色々なものをもらうので、
私たちも楽しみにしていたものです。
もちろん、もらうだけでなく、贈ってもいたんでしょうけど、
子供心には水羊羹やお菓子などをもらって嬉しかったんでしょうね。
さて、このお中元、そもそもどんな由来があるのでしょうか?
また、英語ではどう説明するんでしょうか?
調べてみました!
そもそもお中元って何?
お中元とは元々は道教の言葉なんです。
三元といい、上元、中元、下元とあり、
それぞれ、三人の天神様の誕生日なんですね。
ちなみに上元は1月15日、中元は7月15日、下元は10月15日です。
この三元の日はそれぞれの天神様にお供え物をしていました。
それに対して、日本ではその時期に仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」、
つまり、「盆」があります。
日本のお盆の中には「盆礼」と言い、
親や親戚、近所の人々の間で霊前に供える品物をやりとりする習慣があり、
それと中元が結びついてお中元の習慣となりました。
というわけなので、実はお中元の習慣に似た習慣は
道教や仏教の影響のある国には結構あるんですね。
お中元を英語で説明してみよう!
それではお中元を英語で説明していきましょう。
お中元を英語でそのまま訳すなら
midsummer giftsなどがいいでしょう。
presentでも良さそうですが、
giftの方がよりフォーマルなので。
ローマ字にしてしまって、説明を加えるパターンでもいいですね。
Ochugen is a midsummer given to express gratitude.
お中元というのは感謝の気持ちを表すための夏の贈り物です。
In Japan, we give gifts periodically to people such as co-workers, bosses, relatives, teachers, friends to express appreciation for their support.
日本では同僚や上司、親戚、先生、友人などに季節ごとに日頃の感謝を表すために贈り物を送ります。
Department stores display many types of ochugen gifts in midsummer.
夏にはデパートなどで多くの種類のお中元の贈り物が飾られます。
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ついでにお中元の起源についても触れておきましょう。
Ochugen was originally a Taoism ritual, and influenced by Bon festival.
お中元は道教の催事でしたが、盆の影響を受けました。
For celebrating the safety of the half year, people shared items that were offerings for ancestors.
半年間の無事を祝うために、人々は先祖にお供えした物を分け合いました。
Now, this custom has become events in which people send gifts eac others in July.
この習慣が7月に贈り物を贈り合う行事になったのです。
こんな感じでしょうか!
なかなか宗教的には複雑な行事ですが、
起きていることそのものは難しくないので、
頑張って説明しましょう!