個人的にそばはかけそばが好きで、
天ぷらそばや月見そばなどが大好物なのですが、
たまに食べたくなるのが、
ざるそばやもりそばなどの冷たいそば。
さっぱりしたものが食べたいときはいいですよね。
しかも、最近はそば打ち機があったりするので、
安いお店でも結構美味しくなってきました。
そんなときふと気になったのが
ざるそばともりそばの違い。
よく考えると何が違うのでしょう?
調べてみました!
ざるそばともりそばの違いは?
ざるそばともりそばの違いはなんでしょうか?
気になったので、よく行く蕎麦屋さんで
値段をチェックしてみました!
「ゆで太郎」さんだと
もりそばが320円、ざるそばが370円。
写真や注文した実物を見比べると違いは…。
海苔…、でしょうか。
私の舌では正直、つゆやそばの味の違いは分からず…。器も同じだったりしますし。
というわけでより詳しくリサーチしてみます!
ざるそばともりそばの歴史は?
もともとそばが食べられるようになったのは江戸時代。
最初はそばはいわゆるそばがきにして食べていましたが、
それをそば切りとして細く切って食べ始めたのです。
そのそば切りですが、最初はつけそばで、お椀に盛られていました。
その中で、つゆをそばに直接食べるという
ぶっかけそばという食べ方が生まれました。
それが今のかけそばの原型ですね。
そこで最初のつけそばをこのかけそばと区別すべく、
もりそばという言葉が生まれたのです。
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それに対してざるそばはというと、
江戸の深川の「伊勢屋」というお店がざるに持ったことが始まり。
江戸時代中期にそばを盛る器に対する
こだわりが出てきた中での工夫がきっかけなんですね。
そういった生まれの違いはありましたが、
つゆにつけて食べる食べ方は同じ。
それが完全に区別され始めたのが、
明治時代で、ざるそば用に特別なつゆも作られていました。
ざるそばには鰹本節だしやみりんを用いた高級だしが使われ、
そば粉も高級な濃いつゆを使っていたそうですよ。
ざるそばに海苔が載せられるようになったのもこの頃からです。
ということで歴史的には
ざるそばともりそばを比べるとざるそばの方が高級!
ということになります。
現在のざるそばともりそばの違いですが、
お店によってはつゆが異なることもあるようですが、
つゆが同じなこともあったりするようですよ。
まとめ
というわけで、ざるそばともりそばの違いをまとめてみましょう。
ざるそばともりそばの違いは
ざるそばのつゆは高級で濃いこと、
ざるそばには海苔が載っていることです。
とはいえ、店によるとつゆは同じで、海苔が載っているだけの違いだったりもします。
意外に違いは小さいんですね!