6月18日はおにぎりの日!由来は?おむすびの日はいつ?
2017/03/28
6月18日はおにぎりの日ですね。
お母さんが作ってくれるお弁当はもちろん、
コンビニでも売っているおにぎりはまさに国民食。
そのおにぎりの日の由来は何なんでしょうか?
実は、おにぎりの日の他にもおむすびの日もあるんです。
おむすびの日は1月17日。
こちらはどう決まったのでしょうか?
こちらも合わせてみていきましょう!
おにぎりの日の由来は?
おにぎりの日の由来からみていきましょう。
記念日を見ていく上で重要なのは制定した人や団体。
おにぎりの日を決めたのは石川県鹿西(ろくせい)町。
現在の中能登町です。
実はこの鹿西町ではおにぎりの化石が見つかったのです!
おにぎりの化石といってももちろん、炭化したもの。
弥生時代のものと言われています。
そんな昔からおにぎりがあるなんて驚きですね。
このおにぎりは化石ですから、当然、日本最古のもの。
おにぎりの日は鹿西町が町おこしのために制定したんですね。
今でも道の駅にはおにぎりの化石のレプリカが飾られているそうですよ。
でも、この6月18日になった理由はいまいちわからないですよね。
こちらには解説が必要です。
実は毎月18日は米食の日なんです。
「米」という漢字をバラバラにすると「十」と「八」となることから、
こういう風に言われています。
おにぎりの日はこの米食の日に鹿西町の「ろく」をつけて
6月18日になったのです。
おむすびの日の由来は?
続いておむすびの日の由来をみていきましょう。
こちらも制定した団体を見てみると、
ごはんを食べよう国民運動推進協議会が定めたとわかりました。
これだけでは由来はわかりませんね。
1月17日は冬の真っ最中ですから新米の時期でもないですし…。
でも、この日を覚えている人も多いはず。
阪神淡路大震災の日なんです。
多くの方が家のをなくし、寒さに震え、苦しい思いをしました。
その中で、ボランティアの方々が炊き出しをしてくれ、
被災者の方々におむすびを作ってくれたんです。
そんなエピソードから、おむすびの日は生まれました。
ただ単におむすびを記念しているわけではなく、
ボランティアの方の善意を記念しているんですね。
こういった人と人のつながりという意味では
おにぎりよりもおむすびの方がいいですよね。
おむすびは「御結び」とも書けるので
人と人を結ぶという意味にもなりますからね。
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おにぎりとおむすびの違いは?
ちなみにおにぎりとおむすびの違いは何でしょうか?
明確な違いはないのですが、
東日本ではおむすび、西日本ではおにぎりと言われることが多いです。
ただ、東京近辺はおにぎりですね。
また、おむすびはは三角形のものを指すという傾向が強く、
おにぎりには特に形に決まりがありません。
これは日本人が山を神様と崇めていたことに関係します。
おむすびは「御結び」とされ、神様とのつながりを意味していたという説もあるんです。
他にも作り方の違いもあります。
手で作ったらおにぎり、道具を使えばおむすびなんてことも。
とはいえ、明確な違いはありませんから、
言いやすい方でいいようですよ。
まとめ
最後にまとめておきましょう。
おにぎりの日は6月18日。
おにぎりの化石が発見された
石川県鹿西町に由来します。
おむすびの日は1月17日。
阪神淡路大震災の炊き出しでのおむすびから
生まれた記念日です。
どちらの記念日もとても素敵な由来がありますよね。
それだけおにぎりやおむすびが日本人の生活に根付いているということだと思います!