8月22日はチンチン電車の日!由来は?
2017/06/01
8月22日はチンチン電車の日です。
チンチン電車は路面電車の愛称ですね。
市電とも言ったりします。
道路上に敷かれた線路を走るから路面電車、市街地を走るから市電ですね。
愛称のチンチン電車というのは車掌さんが鳴らす鐘からつけられたと言われています。
でも、なんで8月22日がチンチン電車の日となったのでしょうか?
実は6月10日は路面電車の日なんです。
複雑ですよね。
どういうことなのでしょうか?
調べてみました!
8月22日がチンチン電車の日のとなったのは?
8月22日とチンチン電車にはどんな関係があるのでしょう?
実は1903年8月22日は初めて東京で路面電車(チンチン電車)が走った日なんです。
東京電車鉄道の路面電車が新橋から品川の間で営業を開始したんですね。
ただ、これは日本で初めての路面電車ではないんです。
日本初はそれより10年以上前の1890年5月4日。
上野公園で行われていた内国勧業博覧会の会場内です。
ただ、これは会場内なので、通常のものではないですよね。
では、1903年8月22日は道路を路面電車が走った最初の日なのでしょうか?
これも違うんです。
日本で最初に道路を走った路面電車は
1895年2月1日に開業した小路東洞院~伏見京橋の京都電気鉄道なんです。
なんであえて1903年8月22日をチンチン電車の日にしたのかは調べても謎でした。
東京が日本の首都だからでしょうか?
6月10日が路面電車の日なのはなぜ?
続いて路面電車の日に行きましょう!
チンチン電車の日と比べ、路面電車の日の制定理由はとてもシンプル。
語呂合わせですね。
「6」が「ろ」、「10」が「テン」、そこから「でん」と読ませ、
「ろでん」となるわけです。
チンチン電車の日の制定者は調べても出てきませんでしたが、
路面電車の日は路面電車を持つ自治体が開催した「路面電車サミット」で制定されました。
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こちらもよく考えると他にも候補がありそうなものですが、
このようになった経緯は謎ですね。
ちなみに路面電車は1930年ごろをピークに、全国各地に広まっていきます。
その後は、道路の混雑を引き起こすなどの理由で衰退しますが、
現在はエコ志向を背景に再度注目されはじめていますね。
外国にも結構あって貧乏旅行をしている私にとってはとても便利な存在でした。
都内は都電荒川線と東急世田谷線だけですが、
地方にはまだまだありますし、導入も検討されているようですよ!