父の日にはバラを贈る?色は黄色?
母の日といえば、カーネーションを贈ります。
それに対して、父の日はどんな花を贈るのでしょうか?
意外と知らない人は多いですよね。
私も知らなかったです。
そもそもお父さんって花を贈られる印象ないですよね…。
実は父の日にはお父さんにバラを贈ります。
なぜ、そういうことになったのでしょうか?
また、バラといっても色は色々。
何色のバラがいいのでしょう?
調べてみました!
父の日にバラを贈るのはなぜ?
父の日にバラを贈るのはなぜでしょうか?
そのきっかけは父の日を祝うことを訴えた
ソノラ・スマート・ドットの行動にあります。
実はソノラさんは父を偲んで
父の墓前に白いバラを供えたんですね。
この辺りは母の日のカーネーションと同じです。
ただ、ソノラさんがバラを供えた理由ははっきりしません。
その後、父の日を祝う際には胸にバラの花を飾る習慣ができました。
存命する父がいれば赤のバラ、亡くなっていたら白のバラです。
それが徐々に花を贈る習慣になっていったあたりも
母の日と事情は同じですね。
バラとキリスト教に関係がある?
贈るようになったきっかけはわかりますが、
ここまで広がった原因はやっぱりあるはず。
調べてみるとバラとキリスト教に関係があるようです。
バラは聖母マリアの象徴とされているんですね。
特に白いバラは聖母マリアの純潔を象徴しています。
修道院などにもバラが植えられていますね。
また、赤いバラはキリストの血のイメージで殉教の象徴とも言われています。
そんな事情が父の日とバラの関係の背景にはあるようです。
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父の日には何色のバラを贈ればいい?
では、父の日には何色のバラを贈ればいいでしょうか?
日本では一般的に黄色のバラを贈っています。
黄色は身を守る色と言われていますし、
父の日のイエローリボンキャンペーンもあります。
ただ、花言葉を考えると黄色のバラというのはあまり良くないかもしれません。
黄色のバラには
「美」、「友情」、「献身」、「可憐」、「あなたを恋します」といった
いい言葉ががある反面、
「嫉妬」「薄れいく愛」「別れましょう」という花言葉もあるんです。
「献身」なんて父の日が生まれたエピソードとも関連していいんですが…。
別のバラの花言葉も見ておきましょう。
赤いバラ
「愛情」「あなたを愛します」「情熱」「美」「強烈な恋」「すべてをつくす」白いバラ
「純潔」「清純」「恋の吐息」「相思相愛」「素朴」「心からの尊敬」「約束を守る」ピンクのバラ
「上品」「気品」「温かい心」「しとやか」「満足」「輝かしい」「美しい少女」「一時の感銘」オレンジのバラ
「信頼」「絆」紫のバラ
「誇り」「気品」「上品」「王座」「尊敬」
ちなみに他にもレインボーのバラや青いバラもあります。
当たり前ですが、レインボーは着色したものです。
それに対して、青いバラは研究の末できたものです。
というわけでこの2つにも花言葉はあります。
青いバラ
「神の祝福」「奇跡」「夢かなう」レインボーのバラ
「奇跡」「無限の可能性」
両方とも「奇跡」が入っているのが素敵ですよね。
様々なバラの花言葉を見ましたが、
どれもいいですよね。
黄色に加えて好きな色のバラを贈るといいかもしれません。
ちなみにバラは本数によっても意味があるんですよ。
花の世界も奥が深いです。
まとめ
最後にまとめておきましょう!
父の日にはバラを贈ります。
元々は父の日を祝うことを提案したソノラさんが
お父さんに手向けた花がバラだったから。
日本では父の日に黄色いバラを贈っていますが
花言葉を考えると黄色だけでなく、
別の色を混ぜた方が無難。
男性はなかなか花を贈られることに慣れていませんが、
たまにはいいですよね。
きっと喜んでもらえますよ!