そら豆とおたふく豆の違いは?
世界最古の農産物の1つとも言われているそら豆。
とても美味しいですし、
栄養たっぷりなわけですが、
最近、おたふく豆というそら豆に似た豆を見つけました。
そら豆より大きいのですが、
形などは同じです。
一体どのような違いがあるのでしょうか?
調べてみました!
そら豆ってどんな豆?
まずはそら豆のことを復習しておきましょう!
そら豆は世界最古の農産物の 1つと呼ばれています。
原産地については諸説あり、
北アフリカや地中海近辺、西アジアなどではないかと言われます。
漢字では空豆もしくは蚕豆と書きます。
空豆と呼ばれるのはそら豆のさやが天を向いて実ることから、
蚕豆と呼ばれるのは蚕が繭を作る時期に美味しくなるからや
さやが蚕の繭に似ていることから。
英語ではBroad beanやfava beanと言います。
broadは幅広いという意味です。
favaはそのままそら豆を示しますので、
beanはなくても大丈夫です。
そら豆は実は意外なところで使われています。
中華料理の調味料の1つである豆板醤も
実はそら豆を原料としているんですね。
確かに豆って書いてありますが、
そら豆だったというのは意外でした!
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そら豆とおたふく豆の違いは?
では、そら豆とおたふく豆の違いについて見ていきましょう!
実は、この2つは一緒なんです。
違いはサイズだけ。
おたふく豆は大きなそら豆ということなんですね。
なぜそう言われるようになったかというと、
そら豆の中でとくに大きく、おたふくの面のようにふっくらしているから。
確かにそら豆の形自体はおたふくのお面に似ていますよね!
おたふく豆以外にもそら豆には別名が多数あります。
例えば、一寸豆。
こちらは豆の大きさが一寸(約3センチメートル)ということでこの名前がつきました。
他にも四月豆、五月豆、大和豆、唐豆、夏豆、がん豆など
色々な別名があります。
紛らわしいといえば、紛らわしいですが、
そら豆と私たちの生活の結びつきが強いっていうことでもあります。
まとめ
それではまとめていきましょう!
そら豆とおたふく豆には実は違いはなく、
おたふく豆はサイズの大きなそら豆です!
そら豆にはそれ以外にもたくさんの別名があります。
そういえば、居酒屋さんではそら豆は
天豆と書きますよね。
確かに「空」よりは「天」の方が風情があっていいですよね!