1月20日は玉の輿の日!その由来は?玉の輿を英語で言うと?
2017/01/02
1月20日は玉の輿の日と言われています。
玉の輿という言葉はたまに使ったりしますが、
玉の輿の日にはどんな由来があるのでしょうか?
調べてみました!
玉の輿の日の由来は?
1月20日が玉の輿の日となった由来は何でしょうか?
実は結構歴史のある記念日なんです。
1905年、つまり、明治38年の1月20日に
アメリカの金融財閥モルガン創立者の甥である
ジョージ・モルガン氏が祇園の芸妓のお雪と結婚した日なんです。
モルガンというのは言わずと知れたあの「モルガン」。
現在もアメリカの金融企業にその名が残っていますね。
出会いはもちろん、ジョージ・モルガン氏が祇園で芸者遊びをしたから。
いわゆる落籍料は当時のお金で4万円だったそうですよ。
当時の4万円といってもピンとこないので、
国会図書館のHPで調べてみました。
大正5年のお金が平成16年のお金の923.8倍だそうですので、
約3695万円といったところですね。
凄まじい金額ですね。でも楽勝だったのでしょうね…・
お雪さんは「日本のシンデレラ」と言われたそうですよ。
そもそも玉の輿の語源は?
玉の輿の日の由来はわかりましたが、
玉の輿という言葉そのものはどう生まれたのでしょうか?
もちろん、ジョージ・モルガン氏とは関係ありません。
れっきとしたアメリカの人ですから、
玉の輿を作ったわけではないのです。
玉の輿の語源ですが、まずは俗説から行きましょう。
徳川家光の側室に「お玉」という人がいらっしゃいます。
この方は京の八百屋の生まれだったのですが、
家光の側室として豪華な輿に乗って大奥に入ったので、
名前と輿から「玉の輿」と呼ばれるようになったというものです。
ちなみにこの「お玉」はのちの「桂昌院」で、
5代将軍徳川綱吉の生母だったりもします。
徳川綱吉といえば、犬将軍で有名ですよね!
ちなみに桂昌院が八百屋の生まれというのも一説によるとなので、
これは本当に俗説のようですよ。
本来の語源は単純にそのまんまの意味として
玉の輿というようになったのが有力です。
玉は「美しいもの、宝石」などという意味。
輿が「貴人を乗せて人を運ぶ乗り物」です。
貴人を乗せる輿を「玉の輿」と呼ぶようになり、
そこから、身分の低い人が身分の高い人と結婚し、
「玉の輿」に乗るようになることを
「玉の輿に乗る」というようになったのです。
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英語でも玉の輿という意味の言葉はある?
せっかく、ジョージ・モルガン氏の話になったので、
英語でも玉の輿のような言い回しがあるのかも調べてみました!
女性が結婚によって富貴な身分になることを
英語ではmarry into the purpleといいます。
purpleは紫という意味もありますが、
高貴な身分・地位という意味もあるのですね。
ちなみにこれは身分もコミですが、
お金持ちとの結婚にも特別な言い方があります。
それがmarry moneyです。
まんまですね…。
逆玉というのもありますが、
そちらにも英語があり、
こちらもまんまで、marry a fortuneです。
英語ってストレートですよね〜!
個人的には玉の輿という言葉もどうかと思っていましたが、
marry moneyやmarry a fortuneよりは婉曲で好きになりました(笑)。