夏至とはどんな日?英語で言うと?
2017/03/20
6月21日は夏至(げし)ですね。
春分の日や秋分の日と違い、
夏至や冬至は休みではないですが、
一体どのような日なのでしょうか?
夏至は英語でなんと言うのでしょうか?
調べてみました!
夏至とは?
夏至とはどんな日なのでしょうか?
夏至は簡単に言えば、昼が一番長くなる日です。
なぜそうなるかと言えば、
太陽が1年で最も北寄りの東から昇り、最も北寄りの西に沈むからです。
また、南中高度が最も高い日でもあります。
南中高度が高いとは、太陽が昼の12時に空の最も高い所を通ることです。
冬至にはかぼちゃを食べますが、
夏至は地方によって様々です。
関西ではこの日にタコを食べる習慣があり、
関東地方では小麦粉を混ぜた焼き餅をお供えする習慣があります。
タコを食べる理由はタコの8本足のように
農産物が大地に根付くようにと祈ったから。
関東では小麦粉を混ぜた焼き餅をお供えし、
それを後に食べて神様の力を体に入れます。
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夏至は英語では何と言う?
夏至を英語では何と言うのでしょうか?
夏至は英語ではthe summer solsticeと言います。
solsticeは太陽が赤道から北、あるいは南に最も遠く離れる「至点」を表す単語です。
日本と比べると海外では夏至を祝う国が多く、
北欧などでは盛大に祝われます。
その理由はとてもシンプルで、
通常の日照時間が短いので、
日照時間が一番長い夏至はとても大切にされているのです。
ちなみにいわゆる白夜は夏至前後に起きます。
白夜とは日が沈まない地域もあるほど日照時間が長くなること。
白夜は北半球では北極圏(北緯66度33分以北の場所)でのみ体験できます。
白夜の英語はwhite night。ベタですけど、神秘的でいいですよね。
確かに白夜のように太陽が出ている時間がとても長ければ
大切な日になると言うのも一理ありますよね。
まとめ
では、最後にまとめておきましょう。
夏至とは、太陽が一番北寄りに動き、
昼の時間が一番長くなる日です。
日本ではちょっと長いくらいですが、
北欧では白夜と言ってほぼ1日中太陽が出ることもあります。
英語で夏至はthe summer solsticeと呼ばれ、
日本よりヨーロッパの方で大切にされています。
ちなみに夏至が6月にあるのは北半球だけ。
南半球の夏至は12月となります。
また、赤道上ではどうなるかと言うと
日の長さは全く変わりません。
あくまで夏至は太陽が一番北側を通るというだけなんですね。
それが地球の位置によって日中の時間の長さの変化にもあらわれるのです。