カレーうどんとカレー南蛮の違いは?ネギがポイント?
2016/11/15
日本人の国民食の1つ、カレーライス。
スーパーに行って驚くのはカレールーの種類の多さ!
しかも、家庭ごとに若干味付けを変えたりもしますから、
まさにおふくろの味と言っていいでしょうね。
そんなカレーライスの次の日の楽しみといえば、
カレーうどんという家庭も多いのではないでしょうか。
最近では牛丼でおなじみの吉野家が運営している
カレーうどん専門店なんていうのもありますよね。
でも、このカレーうどん。
お店ではたまに「カレー南蛮うどん」なんて言われたりします。
どういうことなのでしょう?
何が違いなのでしょうか?
リサーチしてみました!
カレーうどんとカレー南蛮の違いは?
カレーうどんとカレー南蛮の違いは何でしょうか?
根本的な違いは蕎麦かうどんかの違いなんです。
とはいえ、最近のお店では、
カレー南蛮を注文すると
そばかうどんかを選択するところもあります。
カレーうどんとカレー南蛮の違いが徐々に曖昧になっているということですね。
とはいえ、元々はれっきとした違うメニュー。
カレーうどんは早稲田にある老舗の蕎麦屋「三朝庵」が元祖。
明治37年ごろからカレーうどんを出していたそうですよ。
カレー南蛮は明治41年に麻布の朝松庵で発売されたとされています。
大阪の「東京そば」で発売されたという説もありますね。
始まりからして違うわけです。
そもそも南蛮って何?
では、南蛮という言葉についてもう少し掘り下げてみましょう。
南蛮という言葉は長ネギや唐辛子を使った料理によく使われる言葉。
ただ、カレー南蛮についてはもう1つ説があります。
大阪の難波(なんば)が長ネギの産地だったため、
「難波」が転じて「南蛮」になったそうなんですね。
どちらにしろ長ネギがキーワードです。
カレー南蛮には長ネギが入っているんですね。
ちなみに鴨南蛮や鳥南蛮というのもありますよね。
こちらも長ネギ入りです。
それに対してカレーうどんは玉ねぎが入っています。
その辺もカレーうどんとカレー南蛮の違いですね。
とはいえ、残念ながら、この違いも徐々に薄れてきていて、
カレーうどんに長ネギが入っていた!なんてこともあります。
まとめ
それでは違いをまとめてみましょう
カレーうどんには玉ねぎが入っています。
カレーうどんは和風の出汁にカレーを入れ、カレー風味にしたうどん。
それに対し、カレー南蛮は、長ネギを入れ、
和風の出汁にカレーを入れ、カレー風味にしたそば。
とはいえ、両者の違いは薄れてきています。
カレー南蛮を頼むとそばかうどんかを聞かれることもありますし、
玉ねぎではなく長ネギが入ったカレーうどんもあります。
美味しければどちらでもいいっていえばいいんですが、
個人的にはカレーにはうどんの方が合うなと思います。
皆さんはどうですか?