イースターのシンボルがうさぎなのはなぜ?
2017/01/14
イースターで卵と同じようによく目にするのがうさぎ。
ヨーロッパではイースターイブに
うさぎがチョコレートやキャンディ、そして、卵を子どもたちに届けてくれます。
まるでサンタクロースですよね。
このようなうさぎをイースター・バニーと呼びます。
さて、イースターとうさぎにはどのような関係があるのでしょうか?
調べてみました!
イースターにうさぎが出てくるのはいつから?
イースターにうさぎが出てくるのはいつ頃からでしょうか?
実は、イースターでうさぎが出てくるのは西方教会のみ。
つまり、カトリックやプロテスタントなどだけなんですね。
イースター・バニーは英語ではEaster Bunny、Easter Rabbit、Easter Hareなどと言います。
bunnyやrabbitはわかりますが、
hareとは何でしょうか?
これは野うさぎを指します。
野うさぎが出てくるのは、
イースター・バニーの由来と強い関わりがあります。
イースターがうさぎが出てくるようになったのは
ドイツで野うさぎが子どもたちにイースターエッグを
届けてくれると言う伝承から始まっています。
ドイツには実は野うさぎが子どもたちがいい子だったかどうかを
イースター前に評価しにくると言う言い伝えもあるそうですよ!
では、イースター・バニーはいつ頃から登場するようになったのでしょうか?
イースターエッグと比べ、
イースター・バニーはそれほど古い習慣ではありません。
500年以上前にその起源が見られると言われています。
その後、徐々に広まって現在のようになったようです。
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イースターにうさぎが出てくるのはなぜ?
イースターにうさぎが出てくるのはなぜでしょうか?
イースターエッグを運んできたと言いますが、
うさぎはそもそも卵を産みませんよね。
1つ大きな要因としては
うさぎはとても多産な動物だということがあります。
そこから、海外では子孫繁栄の象徴としても扱われます。
以前勤めていた農場でうさぎを世話していた時、
うさぎの子どもの多さに驚いた覚えがあります。
また、ドイツの繁殖の女神であるエオストラ(Eostra)のシンボルもうさぎなんです。
これらの要因とキリストの復活を祝うイースターが結びつき、
イースターにうさぎが登場するようになったのでしょうね!
まとめ
それではまとめておきましょう!
イースターに登場するうさぎはイースター・バニーという。
うさぎは繁殖力が強いので、昔から豊作や子孫繁栄のシンボルだったことから、
イースター・バニーとしてイースターのシンボルにもなった。
キツネや猫などの動物や鷲や鷹などの猛禽類に狙われ、
食べられてしまいがちなうさぎですが、
意外なところで大切にされることになったんですね!