飛耳長目ノート

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違いを生む「違い」

プリザーブドフラワーと生花の違いは?

最近、プリザーブドフラワーというのが話題になっていますね。
ブリザードフラワーなんて言われてもいます。

このプリザーブドフラワー。
通常の花より長持ちするそうなんですが、
これは一体どういう花なんでしょうか?

生花とはどう違うのでしょうか?

調べてみました!

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プリザーブドフラワーとは?

プリザーブドフラワーって一体なんなんでしょうか?

プリザーブドという聞き慣れない言葉が使われているので、
調べてみるとこれは英語です。

preservedとはpreserveの過去形、または過去分詞形
preserve「保存する」という意味ですから、
preserved flower「保存された花」となります。

どうやって保存されるかというと、以下のプロセスを経ます。

新鮮な生花を脱水作用がある脱色液に漬ける
脱色液から花を取り出し、潤滑液入り着色液に漬ける
着色液から花を取り出して乾燥させて完成。

水分を抜くことで長持ちさせるんですね。

プリザーブドフラワーの技術が広まったのは
フランスの企業が特許保存技術を発表したことがきっかけだそうですよ。

ちなみにプリザーブドフラワー
ブリザードフラワーと言ったりしているケースもあります。

これは別に凍らせているわけではなく、
プリザーブドフラワーがなかなか定着せずにそう言われているだけです。

プリザーブドフラワーと生花の違いは?

プリザーブドフラワーには生花と比べいくつかの利点があります。

まずは、長く花を楽しめるということ。
きちんと管理すれば1年以上楽しめるんです。

ただ、プリザーブドフラワーは高温多湿に弱く、
日本の気候には不向きと言われており、
乾燥した国よりは長持ちしないようです。

プリザーブドフラワーは水やりが不要ですので、
管理しやすく見えますが、管理には気を使う必要があります。

また、直射日光に弱く、日光に長時間さらされると退色することも。
湿気にも弱く、変色したりしてしまいます。

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プリザーブドフラワーと生花の色の違いですが、
プリザーブドフラワーは後から着色しているので、
色のバリエーションは多いです。

ただ、生花には自然の色合いがありますので、
どちらがいいというのは言い切れませんね。

プリザーブドフラワーにしやすい花、しにくい花もあります。
花びらが厚く、枚数が多いものがプリザーブドフラワーにしやすい花です。
バラ、カーネーション、チューリップなどですね。

季節によって手に入りやすさが異なる生花と比べ、
プリザーブドフラワーは手に入りやすいというのもいいですね。

また、プリザーブドフラワーには花粉がありません。
ただ、花粉とともに香りもなくなっているのは欠点かもしれませんね。

それを補うために香料で香りをつけているものもあります。

最後に価格です。
プリザーブドフラワーは生花と比べかなり高いです。
技術や手間が必要なので当然と言えば当然ですね。

まとめ

最後にまとめておきましょう!

プリザーブドフラワーは薬品によって水分を少なくし、
着色し直した花です。

プリザーブドフラワーは長持ちするほか、
色のバリエーションも豊富で、
花粉もありません。

ただ、保存を続けるにはそれなりの配慮が必要で、
直射日光や湿気を避ける必要があります。

プリザーブドフラワーは花粉がないので、
お見舞いなどにもいいですよ!

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