飛耳長目ノート

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違いを生む「違い」

無調整豆乳と調製豆乳の違いは?豆乳飲料って?

美容と健康のため豆乳を飲む人が増えていますね。
大豆イソフラボンなども注目されています。

私の母も毎朝飲んでいるのですが、
豆乳が苦手という人は多いですよね。

母は飲みやすさのためにバナナなどを入れて
ミキサーにかけています。

特に飲みにくいのが無調整豆乳
青臭いというかなんというか、
豆腐を飲んでいる感じがして、なかなか慣れないですよね。

豆乳にはこの無調製豆乳以外に、調製豆乳というのもあります。
こちらは比較的飲みやすいのですが、
調製豆乳と無調製豆乳にはどのような違いがあるのでしょうか?
調べてみました!

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無調整豆乳と調製豆乳の違いは?

無調整豆乳と調製豆乳にはどのような違いがあるのでしょうか?

よく見ると漢字も少し違うんですよね。

無調整の方は調「」ですが、
調製の方は調「」なんですね。

この違いは簡単に言えば、こうなります。

無調整は大豆と水のみで作られていて、何も調整していないもの。
調整は豆乳に添加物を入れて製造されたもの。

豆乳はそもそも大豆を水につけたものを煮て、それを絞ったもの

それをそのままパックに詰めたものが無調整豆乳ということですね。

より正確には、成分についても規定があります。

無調整豆乳は大豆固形分が8%以上、大豆タンパク質が3.8%以上となります。
調製豆乳は大豆固形分が6%以上、大豆タンパク質が3.0%以上です。

ちなみにもっと無調整豆乳に手を加えているものとして豆乳飲料があります。

こちらはさらに大豆固形分と大豆タンパク質の割合が低いものです。

豆乳飲料(果汁系飲料)だと大豆固形分2%が以上、大豆タンパク質が0.9%以上。
豆乳飲料(その他)だと大豆固形分4%が以上、大豆タンパク質は1.8%以上。

手を加えれば加えるほど、含まれるタンパク質が減っていっていることがわかりますね。

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無調整豆乳と調製豆乳はどちらがいい?

無調整豆乳と調製豆乳のどちらがいいかというと
これは一概には言えません。

豆乳の代表的な4つの成分である、
タンパク質、レシチン、大豆サポニン、イソフラボンについては
全て無調整豆乳の方が上回っています

とは言え、無調整豆乳は飲みにくいのも事実。
無調整豆乳ににがりを加えると豆腐ができるわけですから、
無調整豆乳は豆腐を飲んでいるようなものです。

それに対し、調製豆乳は砂糖などを入れていますし、
香料なども入っているので、飲みやすくなっています。

栄養があるという意味では無調整豆乳の方がいいわけですが、
イソフラボンなどは摂取しすぎると生理に悪影響が出るなど、
取りすぎも良くないと言われています。

調製豆乳にしても飲みやすいからと大量に飲むとよくないわけですね。

まとめ

無調整豆乳と調製豆乳の違いをまとめてみましょう。

無調整豆乳は大豆を絞ったそのままの豆乳
調製豆乳は無調整豆乳に手を加えて飲みやすくした豆乳

さらに手を加えていくと豆乳飲料となります。

どちらがいいかは簡単には言えませんが、
飲み過ぎには注意です!!

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