飛耳長目ノート

日々の「気になること」「雑学」について書いていきます。ブログを書くことで日本をもっと知っていきたいと思っています。

違いを生む「違い」

テラスとベランダ、バルコニーの違いは何?縁側とどう違う?

そろそろ引っ越そうかなと思って
不動産屋に行ったりしているわけですが、
その時に気になるのが間取り

ベランダがあったりするといいですよね。
一軒家であればテラスなんかあると最高です。

ところで、ベランダテラスの違いってご存知ですか?
他にもバルコニーなんていうのもありますよね。

どんな違いがあるのでしょうか?
調べてみました!

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テラスとベランダとバルコニーの違いは?

まず、それぞれがどんなものかから行きましょう!

テラスとは家屋の母屋の1階からから突き出した部分のこと
ベランダとは家屋の母屋から外接して張り出した部分で、屋根がかかっているもの
バルコニーとは一般に2階以上の建物の外部壁面部分に張り出した手すりつきのスペースのこと

これだけでは分かりづらいですね。

まず分かりやすい違いはベランダとバルコニー
ベランダには屋根があり、
バルコニーには屋根がありません。

テラスとバルコニーの違いも明確です。
テラスは1階、バルコニーは2階以上です。

テラスとベランダについては違いは微妙です。
ベランダには屋根がかかっているのが基本ですが、
テラスにも屋根がかかっているものがあります。

とはいえ、2階以上にあり、屋根のあるものはベランダでいいでしょう。

ちなみに最近はルーフテラス屋上テラスなどの呼び名も出てきています。
本来の意味では2階以上で屋根がないので、
バルコニーというのがいいのでしょうが、
おしゃれなイメージがあるのか、そう呼ばれていますね。

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何でこうなっているの?

何でこういった同じようで違う言葉があるのでしょうか?

そもそもの話、それぞれが別の国で生まれたからです。
それぞれの元の呼び名から生まれた国がわかります。

テラスterrasseというフランス語
古い意味で「盛り土」を意味していました。

ベランダVerandaでポルトガル語
バルコニーbalconeでイタリア語

ちなみにイタリアのバルコニーは
ロミオとジュリエットの名シーンでイメージできますよね。

日本でも縁側というこれらと同様の存在がありますよね。
縁側は屋根があるので、この中ではベランダに最も近い存在です。

まとめ

それではまとめてみましょう。

テラスは1階部分の家から外に張り出した部分(屋根のあるなしは関係なし)
ベランダは家から外に張り出した部分で屋根のあるもの
バルコニーは2階以上の家から外に張り出した部分で屋根のないもの

ベランダの定義に2階以上ってあればいいのですが、
それがないのが入り乱れてしまっている1つの理由でしょうね。

あとはその時々のおしゃれに感じられる言い方で
少しずつ例外的な存在が生まれていくようです。

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