ワイシャツとカッターシャツの違いは?両方ともドレスシャツのこと!
2016/11/28
皆さんは主に男性がスーツの中に着るシャツのことを何と呼びますか?
ワイシャツ?
カッターシャツ?
それとも、ドレスシャツ?
いろいろな呼び方がありますので、
下手をすれば、別の読み方を知らない方もいますよね。
基本的には同じシャツを指すのですが、
この呼び名の違い、なぜ生まれたのでしょうか?
調べてみました!
ドレスシャツの由来は?
まずは、ドレスシャツからいきましょう。
ドレスシャツという呼び方は
お店の人が使っているイメージがありますね。響きもおしゃれです。
それもそのはず、
もともとDress shirtが英語での正式名称なんです。
ですから、正確な言い方というのはドレスシャツなんですね。
おしゃれな人などもワイシャツなどと言わず、
ドレスシャツと言っていたりします。
キザだなと思っていましたが、
正式名称なら文句もありませんね。
ワイシャツと呼ばれる理由は?
では、このDress shirtは
なぜワイシャツと呼ばれるようになったのでしょう?
ワイシャツはYシャツとも書かれるので、
襟のあたりの形状がYっぽいからかななんて思っていましたが、
実のところ、違うようです。
実は、もっとシンプルな理由なんです。
最初に日本に入ってきた際、
外国人が白いドレスシャツをWhite shirtと呼んだことがきっかけなんです。
ホワイトシャツのホとトが聞き取れなかったんですね…。
そこから、ワイシャツとなりました。
確かにアメリカ人のことをメリケンなんて呼んでいたのも
Americanがよく聞き取れなかったから。
日本に洋装が入ってきた時の混乱から、
こう言った名称が生まれたということですね!
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カッターシャツと呼ばれる理由は?
現在、ワイシャツは関東中心に使われる呼び名ですが、
関西ではDress shirtをカッターシャツと呼びます。
これはどうしてこうなったのでしょうか?
それは、この形状のシャツをミズノが1918年に売り出したことがきっかけ。
1918年はちょうど日露戦争が終わってしばらくした頃です。
そんなご時世を反映し、「勝った!」から「カッターシャツ」と呼んで売り出されました。
嘘のような本当の話です。すごいセンスですよね!
ちなみに関西にカッターシャツという名前が根付いているのには
ミズノの本社が大阪にあったことが大きいと言われています。
まとめ
というわけで、まとめてみましょう。
男性がスーツの下に着るシャツは英語ではDress shirtと言いますが、
日本に入ってくる際に別の1つの名前が生まれました。
1つはワイシャツ。ホワイトシャツから生まれた名前です。
もう1つはカッターシャツ。
こちらは日露戦争に「勝った」ことから生まれた名前です。
ワイシャツは関東中心、カッターシャツは関西中心に使われます!
やっと若い頃関西出身の上司とシャツの話をした時の混乱の理由が分かりました!
これでスッキリです!!