春雨とビーフンの違いは何?マロニーって?
2016/12/06
私はカップ麺が好きなので、
コンビニに行くとよく新製品を探してしまうのですが、
最近気になるのが、春雨ヌードルです。
ダイエットということで注目されているのですが、
よく考えると、春雨ってなんなんだろうなと。
よく似た食べ物のビーフンやマロニーと何が違うのでしょう?
気になったので、調べてみました!
春雨とビーフンとマロニーの違いは?原材料?
春雨とビーフンとマロニーの違いということで、
まずは原材料から見ていきましょう。
春雨の原材料は緑豆やじゃがいも、さつまいものでんぷん。
緑豆というと聞いたことがない人も多いかもしれませんね。
もやしの原料として使われることが多い豆の一種です。
ビーフンの原材料はお米のでんぷん。
特にうるち米で作られます。
元々は小麦の生産量が少ない地域でよく用いられていました。
最後にマロニーですが、
マロニーはジャガイモのデンプンとコーンスターチからできています。
ちなみにマロニーは材料が異なるだけで
材料を変えた春雨なんですね。
マロニーは商品名となります。
確かに最近出てきましたからね!
スポンサードリンク
春雨とビーフンの作り方の違いは?
春雨とビーフンにはもう1つ違いがあります。
それが製造方法です。
春雨は緑豆のデンプンと水を合わせた生地を細長い麺状にし、
熱湯で茹でてから乾燥させます。
春雨は元々は中国の食べ物で
粉条(フェンティアオ)や粉絲(フェンスー)と呼ばれていました。
春雨になったのは日本に入ってから。
この春雨の名称が生まれたのが、
この製造のプロセスにあります。
落下式製法と呼ばれ、小さな穴の開いた機械から生地を流し、
高いところから熱湯の中に落とすのですが、
この様子が春の雨のようだから、春雨と呼ばれるようになったのです。
ビーフンは米を挽いて米粉を作り、
それを水で練った生地を麺に加工します。
こちらは名前の由来は米粉から来ています。
中国語では米粉の発音はビーフンに近いんですね。
ちなみにビーフンとよく間違えられるのが、
ベトナムの麺、フォー。
フォーは原材料も米ですし、作り方もビーフンとほぼ同じです。
フォーが平打ち麺なことだけが違いです。
まとめ
では、まとめてみましょう。
春雨:原材料は緑豆など、生地を熱湯に落として作られる。
ビーフン:原材料は米、米粉を練って麺に加工して作られる。
マロニー:原材料がジャガイモやトウモロコシのデンプンの春雨で、商品名。
春雨とビーフンとマロニーを比べたら、
こんな違いが見つかりました!
違いを楽しみながら、料理に使っていきたいですね!